「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


【日 時】2025年11月29日(土) 13:15~16:00(開場:13:00)
【会 場】大田区立消費者生活センター 2階大集会室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】第1部:「温熱療法の最前線ー理事長が語るハイパーサーミアの治療効果」
         古倉 聴 京都先端科学大学教授 (社)日本ハイパーサーミア学会理事長
     第2部:患者・家族、ご遺族の交流会

申込締切は11月25日(火)19:00までです。
詳しくはオフィシャルサイトで


担当医の先生との「モヤモヤ」をスッキリ解消!がん治療をラクにする会話のコツ

担当医の先生とちゃんと話せるようになろうよ!治療をスムーズに進めるための、超大事なテーマです。納得して治療を進めるために、円滑なコミュニケーションは絶対に欠かせないよ。

この記事のポイント

  1. 担当医との相性が合わない」「話しにくい」と感じたときの乗り切り方
  2. 担当医が「話を聞いてくれない」ように見えても、私たちができる逆転アプローチ
  3. 「もう限界かも…」セカンドオピニオンや医師変更を考えるタイミングと進め方

がん治療の不安+αの「モヤモヤ」を解消しよう

がんの治療って、ただでさえ心身ともに大変だよね。なのに、「担当の先生とどうも気が合わない…」「質問しても話を切られちゃう!」なんて、別のストレスまで抱えてない?

ちょっと待って!遠慮しなくて大丈夫。だって、あなたの病気なんだから、あなたが主役! 治療の専門家だからって、私たち患者が「受け身」でいる必要はないんだよ。

担当医の先生とのコミュニケーションで感じる「モヤモヤ」は、治療へのやる気や納得感を大きく邪魔しちゃう。このストレスを解消して、先生とバッチリ協力できる、具体的なワザを紹介するね!

担当医との「相性」が合わないと感じたら?

「相性が悪いな」って感じるとき、それって単なる好き嫌いじゃなくて、治療の進め方に影響しちゃうんだ。このモヤモヤを放置せず、「治療をスムーズに進める」ために、まず状況を整理してみよう。

医師の「忙しさ」を味方につける効率的な歩み寄り術

先生たちは専門家だけど、めちゃくちゃ忙しいって知ってる?「冷たいな」「話し方がきついな」って思っても、もしかしたら「時間がないだけ」かもしれないんだ。だからこそ、私たちが少し工夫して、「短い時間でパッと伝わる患者」になっちゃおう!

やるべきこと具体的なアクション先生が得るメリット
質問はまとめて準備質問を多くても5つに絞って、メモに書いて持っていく!診察時間がグッと短縮できて、助かる!
具体的な症状を伝える「なんとなく不調」じゃなくて、「〇日の夕方から、胃がきりきり痛む」みたいに、ハッキリ伝える。診断に必要な情報がすぐにわかってラク!
メモと内容の復唱家族にメモをお願いする。最後に「先生、〇〇ってことで合ってますか?」って確認して終わる勘違いを防げて、後でトラブルになる心配が減る。

先生も人間だから、「この患者さんは準備してくれて助かるな」と感じたら、きっと対応も優しくなるはずだよ!

相性が致命的に悪い場合の「心の距離の取り方」

努力してもどうしても話しにくい、威圧的だと感じる場合は、治療を続けるために「心の距離」を取ることも大事な作戦なんだ。

  • 割り切って「腕のいい職人」として見る: 先生の役割は「最高の治療技術を提供すること」だと割り切っちゃおう。「優しいお友達」を求めるんじゃなくて、「最高の専門家」と冷静に接することで、ムダなストレスを感じずに済むよ。
  • 相談窓口をチェンジする: 先生に聞きにくい個人的な不安や疑問は、看護師さん、薬剤師さん、医療ソーシャルワーカー(MSW)といった他のプロに頼っちゃおう!彼らは、私たちの不安を解消してくれる心強いパートナーだよ。

担当医が「話を聞いてくれない」と感じた時の建設的なアプローチ

「聞いてくれない!」って感じるとき、「私の不安、先生に届いてないかも?」って焦っちゃうよね。でも大丈夫。私たちはちょっとだけ会話の仕方を工夫して、先生から「知りたい答え」を引き出す名人になれるよ!

感情じゃなくて「アクション」を引き出す質問術

「不安です」って伝えても、先生は何をしたらいいかわからないことが多いんだ。質問を「不安を訴えるもの」じゃなくて「どうしたらいいか決めるためのもの」に切り替えよう!

イマイチな質問(不安を訴える)バッチリな質問(決断を助ける)効果
「この治療で本当に治りますか?」「AとB、それぞれの治療を選んだ場合、再発率や生活の質はどう変わりますか?」根拠となる数字(データ)を引き出せる。
「治療後、ちゃんと生活できるか心配です」「治療がうまくいけば、半年後には『こういうこと』ができるようになりますか?見通しを教えてください。」具体的な未来(予定)を立てられる。
「薬の副作用はありますか?」「特に注意すべき副作用Xが出た場合、すぐに救急車ですか?それとも家に常備薬で対応できますか?」リスクと、私たちが取るべき具体的な行動を確認できる。

【ポイント】:「はい」「いいえ」で終わる質問じゃなくて、「どちらが?」「どのくらい?」「どうすれば?」を混ぜると、先生も詳しく話してくれるはずだよ!

診察の記録を「宝物」にする体制づくり

緊張していると、先生の話ってなかなか頭に入らないよね。だから、情報を「記録」して、後で「復習」できるように準備しよう!

  1. メモ係(家族)の徹底活用: 診察室に入ったら、「メモを取りますね」と伝え、大事な話は全部記録してもらおう。薬の名前や次回の検査日などは、特に重要だよ!
  2. (許可をもらって)録音もアリ: もっと正確に残すために、録音はすごく役立つよ!でも、「確認のために録音してもいいですか?」と、必ず先生に許可を取ろうね。無断録音は信頼関係を壊しちゃうから注意!
  3. 「紙でもらえませんか?」と頼む: 治療方針とか検査結果とか、超重要な情報は「家に帰って家族と確認したいので、文書としてもらえませんか?」ってお願いしてみよう。紙の情報は、冷静に考える手助けになるよ。

復唱と確認: 診察の最後に、「先生、今日の話は『〇〇』で決まり、ということでいいですね?」って、先生の言葉を自分の言葉で確認し直すクセをつけよう!

最終手段:セカンドオピニオンと医師変更の判断基準

コミュニケーションの「モヤモヤ」が、「この治療で本当に大丈夫かな…?」っていう不安や不信感に変わっちゃったら、それは次の行動を起こすべきサインだよ。

セカンドオピニオンは「建設的な患者の権利」

セカンドオピニオンって聞くと、「今の先生を裏切るみたいで気が引ける…」って思うかもしれないけど、全然違うよ!これは、あなたが心から納得して治療を受けるための、当たり前の権利なんだ。遠慮はいらない!

  • セカンドオピニオンを考えるべき明確なサイン
    • 先生が決めた治療方針が、自分の生活(仕事や子育て)とどうしても合わないとき。
    • 「この方法しかない」って言われたけど、本当にそうか他の先生の意見も聞いてみたいとき。
    • 先生の説明がサッパリ理解できない状態が続いているとき。
    • 不安で不安で、夜も眠れなくなっちゃったとき。
  • 具体的な進め方:
    1. まずは主治医に「もっと納得して治療を進めたいので」と正直に伝えて、紹介状(診療情報提供書)と、検査データ(画像とか)の準備をお願いする。
    2. 相談先は、「がん相談支援センター」や「病院のホームページ」で探せるよ!

【重要】セカンドオピニオンは、むしろ「自分でちゃんと決めた!」という気持ちを生み、治療に前向きに取り組むエネルギーになるんだ!

医師変更・転院を検討すべき最終ライン

医師を変えたり転院したりするのは大変だけど、「治療の質」や「心の健康」を守るためには、必要な時もあるよ。

  • 医師変更の判断基準:
    • 先生の態度や言葉が、ハラスメントレベルで高圧的だと感じ、耐えられない。
    • ストレスのせいで、勝手に薬を飲むのをやめてしまうなど、治療が続けられなくなっている。
    • 関係改善を試みても、半年以上状況が全然変わらない
  • 病院内での変更手順:
    • 先生に直接言うのは避けてね。 まずは病院内の「がん相談支援センター」や「患者相談窓口」に相談しよう。第三者を通すことで、スムーズに担当を変えてもらえるはずだよ。

忘れないでね!がん治療は、先生と患者さんの最高のタッグ戦なんだ! あなたは遠慮する必要なんて全くない。自分の命と体を守るために、自信を持って、一歩踏み出してみて!応援してるよ!

参考文献・リンク

  • がん相談支援センター (全国のがん拠点病院にあるよ)
  • 医療安全推進センター (医療のことで困ったら相談してみよう)

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