運動による『抗がん作用』の科学性

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GIGAZINに「たった10分間の運動で抗がん作用のある生物学的変化が引き起こされる可能性」との記事が載っています。

運動が、がん治療やがん細胞に与える影響は、誰も否定できない科学的な事実でしょう。このブログでもがんと運動については何度も紹介をしてきたところです。しかし残念ながら、多くのがん患者さんが真剣に運動に取り組んでいるとは言い難い現状があります。

どうも人間は病気に対して形のあるものに頼りがちです。しかし、がん患者あるいは治療が必要な病人には、食事療法・運動療法それで足りない部分を薬物療法で補うというのが、本来の病気に対する基本的な考え方のはずです。

この機会に、もう一度運動の重要性について考えてみてはいかがでしょうか。

この記事では「10分間の激しい運動」を取りげていますが、私は食後に5分間のスクワットでも同じ効果があると感じています。5分間のスクワットは回数にすれば50回以上です。やってみれば分かりますが、結構きついですよ。

しかも、血糖値は劇的に下がります。

運動による抗がん作用の科学

イギリスのニューカッスル大学などの研究チームが、短時間の激しい運動が大腸がん細胞に与える影響を調査しました。

1. 研究の内容

50〜78歳の過体重または肥満の男女30人を対象に実験が行われました。被験者が10分間の激しいエアロバイク運動を行った後、その血液成分の変化を分析し、採取した血清を実験室で培養したがん細胞に投与しました。

2. 主な発見

  • タンパク質の増加: 運動後、血中の13種類のタンパク質が増加しました。これらには、炎症の軽減や血管・代謝の改善に関連するものが含まれています。
  • DNA修復の促進: 増加したタンパク質の中には、損傷した細胞のDNA修復を助ける「インターロイキン-6」が含まれていました。
  • 遺伝子への影響: 運動後の血清を大腸がん細胞に投与したところ、DNA修復や細胞増殖などに関わる1300以上の遺伝子の活動に変化が見られました。

3. 研究の意義と結論

この研究は、身体を動かすことで血流を通じて強力な信号が送られ、がん細胞の遺伝子に直接作用する可能性を示しています。たとえ10分という短時間であっても、1回の運動が身体に抗がんシグナルを送るスイッチになり得ることが示唆されました。

今後の課題として、実際の体内での効果や継続的な運動の影響についての検証が期待されています。短時間の運動や、その生物学的効果を模倣する薬剤が、将来のがん治療を改善する道筋になるかもしれません。


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