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罪作りな「安保免疫学」

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首ひねる独自マッサージ後乳児死亡 NPO代表任意聴取
      朝日新聞デジタル 9月6日(土)13時14分配信

大阪市内で今年6月、乳幼児向けのマッサージを提唱しているNPO法人の代表から施術を受けた乳児が、施術中に意識不明になり、死亡していたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪府警は遺体を司法解剖し、代表らから任意で事情を聴くなどして死亡の経緯を慎重に調べている。

捜査関係者によると、6月2日、生後4カ月の男児が大阪市淀川区の事務所内で代表の女性からマッサージを受けた。女性は男児を床にうつぶせに寝かせて首をひねったり、ひざの上に乗せて首をもんだりしていたが、施術中に男児の呼吸が止まり、スタッフが119番通報したという。病院に救急搬送されたが、6日後の同8日に死亡した。

府警は病院から連絡を受けて捜査を開始。遺体を司法解剖した結果、死因は脳に酸素が十分に行き渡らなくなる低酸素脳症による多臓器不全だったという。

NPO法人の理事の男性は取材に対し、昨年も代表の施術を受けた幼児が死亡したことを明らかにしたうえで、「亡くなったのは不幸なことだが、2件とも施術と死亡との因果関係はないと考えている。警察の捜査に協力したい」と話した。

子育ての免疫学
このNPO法人の代表者とは、子育て支援ひろば「キッズスタディオン」の姫川裕里氏ですね。

免疫学者の安保徹先生との出会いから、免疫力をつけることの裏付け情報を得て社会に情報発信しよう!と一念発起してNPO法人としての活動をはじめたことが、このようにたくさんの人の応援がいただけるようになり、感慨無量です。

と、ご自身のブログに書いています。(いちいち突っ込みどころ満載のブログです)また、安保徹氏とのコラボの講演会も何度か開催しています。安保氏の監修・編集で『子育ての免疫学』という本も出しているようです。NPO法人の設立も安保氏が後押ししたそうな。

その乳幼児向けのマッサージの様子ですが、施術を受けたママさんが写真付きで紹介しているブログがありました。

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この赤ちゃんは絶叫しているそうです。これはやり過ぎですね。生後4ヶ月のまだ首の据わらない乳児なら本当に危険です。

出産時に臍帯が腕に、どのように巻き付いてたのかが分かるのだそうです。
とにかく不思議です。
巻き付いてた通りに、
一旦腕の形を戻さないと、治らないそうです。。。
すごい形に曲がってた様です。
ぼく、言葉が喋れたらなんて言うかな
やめてーー
もぅ無理ーーー
かも。。。

子宮内での様子が赤ん坊の体に触れるだけで分かるという、何とも非科学的なことをのたまう先生ですね。それを信じるB層IQレベルの方が簡単に騙されるのです。しょうもないおばさんの戯言に、”安保免疫学”という権威付をすることで商売繁盛という、よくある詐欺商法です。

暖めるのも、対面だっこも悪くはないですよ。しかし、暖めれば免疫力がアップしてがんが治る、対面だっこで免疫力がアップしてアトピーになることがない、こうなるとエセ科学です。免疫力はまか不思議な力で、宇宙の神秘以上の神秘、人間の神秘の最たるものです。がん細胞はこの免疫力を味方に付けて増殖することもあるのです。暖めれば治るなどという単純なものではない。確かに人間には免疫力、自然治癒力が備わっていますが、こうすればああなる、という単純な因果関係ではありません。人間の精神と身体は「複雑系」ですから。

安保先生、最近はがんの分野でお見かけしないと思っていたら、こんな分野でご活躍だったんだ。


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罪作りな「安保免疫学」” に対して2件のコメントがあります。

  1. キノシタ より:

    ババリーナふじこさん。
    私も安保氏の論文を探したことがあるのですが、確か新潟地方の体育関連の雑誌に論文とも言えないようなものを見つけたことがあるだけです。
    『放射線ホルミシス』など使えるものはなんでも使えということなんでしょうね。ラジウム布団、奇跡の水の宣伝にも一役買っている。金になるのなら何にでもという人物ですかね。
    新潟大学を退官したが、後も引き継ぐ人がまったくいなかったということらしいですよ。
    自分が一番のプロ、その通りだと思います。

  2. ババリーナふじこ より:

    あくまで私個人の場合でありますが、AHO大先生唯一の功績は、キノシタさんのブログに導いて下さったことであります!(なぜかケロロ軍曹ふう)
    ことの発端は、『三大免疫力』  私は自己免疫疾患のシェーグレン症候群なので、参考になればと思ったのです。なんだか私に都合の良いことが書いてあります。途中まではまあまあ。しか~し、だんだん変になっていく。そして遂には、『放射線ホルミシス』登場。(例の、少量の放射線はホルモンのような働きをして、健康に良いかも?という理論です。実は、以前の職場で、この理論を電力会社に都合よく利用しようという陰謀を企てたのですが、さすがにこれは頓挫。この件については、別の機会にぜび伝えさせていただきたい)
    そこで、解剖学を生業としている相方に「この人の論文を読みたいから手に入れて」と頼みました。当時は今ほどネットで簡単に読むことができなかったので。すると「論文は無いんだよ。確かに『免疫学の権威』ということになってるけど、動物が相手なんだ。科学者であって、医師ではない。人を診たことがないのに色々口出しするもんで、医師から迷惑がられてるんだって」
    「こんな人、科学者でさえないわよ。被験者たった18人で、ラジウム布団の宣伝するようなヤツ!」
    以前、『アホまる出しえせ科学者』という表現を用いましたが、敵は少々巧妙な手を使うようです。途中までは(一見)結構マトモなのです。医学に限ったことではありませんが、次の3つを育てると生き延びられるかも
    1)最低限の基礎知識
    2)情報収集だけでなく、取捨選択する力
    3)生物としての勘(例えば、いい意味での臆病さなど)
    またまた長くなりましたが、これだけは言わせて!
    「医者じゃないからわからない。だから専門家にお任せ」これで上手くいけばいいし、そういうこともあるでしょう。でも、少なくとも自分の心身に関しては、自分が一番の『プロ』である方がいいと思うけどなあ~

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