若冲展と南禅寺へ


朝から本格的な雨。レンタサイクルをキャンセルして市バスで京都市美術館の「若冲展」へ。
伊藤若冲は、江戸時代中期の京にて活躍した絵師である。
「若冲」とは『老子道徳教』第45章の「大盈(たいえい)は沖(むな)しきが若く」から採られている。意味は「大いに充実しているものは、空っぽのようにみえる」である。
若冲の絵には生命のダイナミクスと多様性、輝いている命とやがて死んでいく命が細部にまで克明に描かれていている。雄鳥は発情し、虫に食われた笹も描かれている。
若冲を介して老子と生命の複雑系が結びついている(と考えるのは私だけか?)
金子邦彦の『生命とは何か―複雑系生命科学へ』の表紙には若冲の「樹花鳥獣図屏風」の一部が使われている。生命の秘密を、がんも含めて「複雑系」として解き明かそうとする意欲作であった。この本の表紙を飾るにふさわしい画家だろう。
雨が上がったので歩いて南禅寺へ。
天授庵と南禅院にも参詣した。
写真アルバム:
南禅寺境内にある水路閣。
琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21)完成。南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎が設計、デザインし
た。全長93.2メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の風格ある構造物で、静かな東山の風景にとけこんでいる。
天授庵
今日の歩数:13300 速歩:57分 9.4km
アセットさん。お久しぶりです。
この写真はJpegの撮って出しなので、私としては不満たらたらです。まだ京都のホテルなので、RAW現像ができません。
後日RAW現像したものをflickrにアップしてスライドショーにするので、全画面でご覧ください・・・とコマーシャルです。
こんな綺麗な場所があるのですね
ぼくも来年又行ってみたい、
キノシタさんありがとうございます
昔を思い出しました
アセット