新年の誓い10か条

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Evernoteのテンプレートに「新年の誓い10か条」というのがあったので、誓いをたててみた。

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穆如清風(ぼくじょせいふう)とは、

『穆として清風の如し』と読む。『詩経』の烝民の詩の中の一句である。作者尹吉甫は周の宣王に事えた名臣だが、弱きものをしいたげず、強きものを恐れず、治績が多かった。しかるに其の功を私せず、宣王の徳は和穆清風の万物を感化するようだとたたえているのである。

中田力氏の著作『穆如清風(おだやかなることきよきかぜのごとし)―複雑系と医療の原点』のタイトルでもある。

医療における不確定性は、複雑系のもたらす予想不可能な行動に由来し、実際にやってみないと結論が出せないことで満ちている。そして、やってみた結果が予想と反することなど日常茶飯事である。

それでも、現実的には、病に悩む人々に複雑系の理論を説いて納得を促すことは無理である。現場の臨床医は神に尋ねることも許されず、医学にすべてを委ねるわけにもいかず、不確定さを理解した上で、患者の選択すべき道を決定論的に示さなければならない。もっとも適切な選択は経験則だけが教えてくれる。しかし、それが必ず良い結果を生むとは限らない。だからこそ医療は、医師と患者との間に、ある種の盲目的な信頼関係がなければ成り立たないのである。

医師は神であってはならない。しかし、同時に、単なる人間であってもその責務は果たせないのである。(中田力『穆如清風-複雑系と医療の原点』より)

他人から評価されなくても泰然としていろ。がんが治るか治らないかなんて、自分の力の及ばないことに悶々とするな。関心のある領域にエネルギーを注ぐのでなく、影響を与えられる領域にこそ力を集中しろ。

ま、そういうことですね。


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