出来ない時はできない。できるようになったら考える。それまでは休養。

今日は1年ぶりのがん検診で、がん研有明病院へ。

11年目になるので、CTは撮らないで血液検査だけです。

まったく健康体です。

GOTがHとなっていて、正常範囲より+1ですが、ま、正常でしょう。HbA1cも6.2%ですが、私の年齢では7.0以下にする必要はないのです。むしろ低血糖の方が心配なので、7.0となるように頑張っているのですが、6.2で収まっているので困っている。(^Д^)

年齢に応じて基準値を変えるようにシステムを変更すべきですが、きっと法外なプログラム料をとられるのでしょう。

あいかわらずニコニコ顔の齋浦先生。「患者をご紹介いただきありがとうございます」と言われました。旧『すい臓がんカフェ』(現在は『膵臓がん患者と家族の集い』)で何人かの方を紹介したので、その方が「キノシタさんから紹介された」と話されていたようです。

私としては、この先生しか知らないので、他の先生が悪いと言うつもりではなく、自分の経験しか話せないというだけのことです。

がん研も施設が拡充し、タリーズの前が広くなり、がん関係の資料を置いてあるインフォメーションブースもきれいで広くなっていました。

こんな冊子が置いてありました。

「私の心に響いた一言」には、

出来ない時はできない。

できるようになったら考える。

それまでは休養。

とありました。

明日のことは誰にも分からない。くよくよ堂々巡りで考えてもしかたない。だから心配はしない。がんのことは考えない。考えないのが無理なら、一番最後に考える。

「今、この時を生きる」「その日暮らし」でちょうど良いのです。


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出来ない時はできない。できるようになったら考える。それまでは休養。” に対して6件のコメントがあります。

  1. 1234567 より:

    はじめまして
    夫が膵臓癌で3月から闘病中です。
    私のがん攻略法でのサプリや「がんに効く生活」など購入して、
    参考にさせて頂いております。情報ありがとうございます。
    散歩に行かせたい、アブラナ科の野菜食べてもらいたい、と思っても、
    家でごろごろしたり、甘いものばかりを好んでいます・・・。
    この表題の言葉に勇気づけられました。

    1. キノシタ より:

      1234567さん。
      3月に告知なら、衝撃から立ち直っていない時期でしょうね。しかし、膵臓がんは「足が速い」がんですから、早めに対策を考えて、再発させない、転移させないことをめざすべきです。
      これをやれば確実だという方法はありませんが、少なくとも「がんを育てない」体内環境をつくることは大切です。
      そうした内容をブログで書いたり、書籍を紹介したりしています。
      可能でしたら、いちど『すい臓がんカフェ』に参加することも、同病者の経験や考えを知り、励まされるに違いありません。

  2. bebe より:

    言い言葉ですね。
    心に響きました。
    聞いて少し力が抜けました。

    1. キノシタ より:

      bebeさん。

      がんとは闘え、死とは闘うな
      (絶対に負ける相手と闘おうとするから悩み、疲弊するのです。)

      なんとかなるものは、なんとかする
      なんともならないものは、成り行きに任せる

      こちらの記事で、こんなことも書いています。
      https://cancer-survivor.jp/2016/04/3133.html

  3. ひぃ より:

    とても懐かしく感じました。遠い昔の様な最近の様な変な感覚です。
    先日のカフェでもお元気そうだし血液検査、私よりLやHが少なくすごいな。その日暮らし。
    とても大切ですね。とても重みのある言葉です。

    1. キノシタ より:

      ひぃさん。こんにちは。
      「膵臓がんをやったら健康体になった」のですが、それは生活や食事を180度変えたからなんですね。
      仕事一筋から「ま、いいか」に、「あの人は良い人だね」と言われないように。「急ぎの仕事はあいつに頼め」はお断りと。

      我が家の15歳のヨークシャーも、目が見えなくなりました。壁にぶつかりながら歩いています。
      でも、犬は臭覚があれば見えなくてもストレスは感じないそうです。
      歳はしかたないですね。犬は決して明日のことは考えず、その日暮らしでしょうから、犬のように生きたいものです。

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