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最新の記事

物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる

31日(土)15時から1時間のNHKヒューマンドキュメンタリーで、このブログでも先に書かせていただいた戸塚洋二さんのことが取り上げられた。戸塚さんのブログの内容に沿っての番組だったが、佐々木閑氏が対談のテープを残していて、肉声を聞くこともできた。 迫り来る死への恐怖に、佐々木閑氏との対談では『科学者 ...
/ 膵臓がんの知識・情報

城山三郎 『そうか、もう君はいないのか』

このところ6週間連続でチェロのレッスンが続く。年末年始の分をまとめてやっておこうということなので、それなりに気合いが入って通っている。いつものように蕎路坊で野菜天ざると酒。一時間ほど酔いを覚ましてレッスンに入る。左腕の五十肩もだいぶよくなってきたのは、チェロのレッスンが効いているのかもしれない。課題 ...
/ お薦めの本, 音楽

若林暢チャリティーコンサート

大田文化の森で開催された『若林暢チャリティーコンサート』に行ってきた。アフガニスタンで女性のための『希望の学校』を運営しているNGO等への募金活動のため、大田区在住の若林さんが賛同してのコンサート。 ちょうど昨日の新聞でもカブールの国連宿泊施設への襲撃によって12人が死亡したと伝えられていた。戦火に ...
/ 経済・政治・国際, 音楽

「クローズアップ現代」みました。

「クローズアップ現代」の『実現するか "夢"のがんワクチン』を見ました。パンキャンジャパンが出てくるのかと思っていたら、アメリカのパンキャン本部、それにジョンズ・ホプキンズ大学。NHKの取材力に驚きます。予後の悪い癌の筆頭としての膵臓がんに焦点を当て、がんワクチンの将来性、日本で ...
/ 映画・テレビ

中村祐輔教授の新著

中村教授の新著『がんペプチドワクチン療法』が出版されている。10月6日が発 売だが、購入を躊躇しているうちに(価格が・・・)アマゾンでは在庫切れ・入荷待ちになっているようだ。 やはりそれだけワクチン療法ががん患者の期待を集めているということだろう。この本の帯は「どのようにはたらき、どのくらい効くのか ...

がん難民コーディネーターとホメオパシー:似非治療に騙されない

『ガンに打ち勝つ患者学』という本を以前に紹介したことがある。肺がんになり余命1ヶ月と告げられたグレッグ・アンダーソン氏が、末期癌にもかかわらず10年以上も生存している全米の15000人の人たちに会い、その中からガンに打ち勝つための共通点を書いた本。この本を翻訳したのが藤野邦夫氏だった。 藤野氏はこの ...

こんなスイッチがあれば・・・

連日CDをパソコンに取り込んで保存している。別に死んだあとの処置を考えているわけでもない。まぁ、ハードディスクに保存してあれば、デリートキー一発で全て削除できるから、死んだ後には形のあるものを残したくはないという私には好都合かもしれない。その伝でいえば、この生身の体も簡単に処理できるといいのだが、癌 ...
/ 退院から完治まで

三連休に三昧

この三連休は音楽三昧だった。「三昧」というのは「悟り」と関係がある言葉だそうだ。ヒンドゥー教で『瞑想』が深まり、精神集中の深まった状態が本来の意味、これを拡大解釈して「読書三昧」とか「贅沢三昧」(悟りにはほど遠い)とか使う場合が多い。 日がな一日音楽を聴いて、果たして「悟った」境地になるのかどうか、 ...
/ 音楽

がんと心、サイコオンコロジー

「ストレスとガンとは関係がない。ポジティブシンキングは誤解されている。」 これは『がんと心』で、対談者の精神腫瘍医・内富庸介先生が言われている言葉です。 とくに初期のサイコオンコロジーの研究は五五人の患者さんを前向きな人、そうでない方に分けて一〇年間追跡して、前向きな人は長生きできたというデータがセ ...

中野孝次『ガン日記』を読んで思ったこと

引っ越し後の部屋の整理に忙しくてブログの更新はしばらく間が開きました。パソコン・インターネットの環境も元通りになったので、ぼちぼち書き続けます。 中野孝次の『ガン日記』は食道がんの告知を受けてから入院するまでの日記ですが、公表や出版されることを予期していない日記で、彼のがんや死に対する考えが、直向き ...
/ お薦めの本, 科学・哲学

注目記事

定位放射線療法(SBRT)と増感剤の併用は膵臓がんの治療成績を改善

SBRT Radiation Therapy - San Antonio, TX テキサス大学MDアンダーソンがんセンターおよびモフィットがんセンターによる第1b/2相試験で、局所進行膵臓がんに対して、定位放射線(SBRT)と増感剤の併用で、無増悪生存期間(PFS)と全奏効率(ORR)が大きく改善す ...
/ 膵臓がんの知識・情報

膵臓がんにも光免疫療法:第1相試験開始

オンコロに紹介された情報です。 楽天メディカル株式会社は8月3日、同社が創薬した抗CD25抗体-色素複合体である「RM-1995」と、波長690nmのレーザ光照射のための機器を用いたアルミノックス治療(光免疫療法)について、「肝転移を有する進行または再発固形がん」に対する第1相臨床試験(RM-199 ...

膵臓がんの重粒子線治療

4月から局所進行膵癌の粒子線治療が保険適用に 1月8日付の記事でも紹介しましたが、この4月から膵臓癌に対する粒子線治療(陽子線治療と重粒子線治療)が保険適用となります。 これまでは先進医療として粒子線治療を受けることもできましたが、患者の自己負担金が300万円ほど必要でした。そのために治療を諦めざる ...

佐藤典宏先生の講演動画:限定公開

先日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会における佐藤典宏先生の講演動画を限定公開いたします。 先日の Web 交流会も、患者と家族の皆さんの熱い思いがひしひしと伝わってくるような集いでした。初めての方が半分以上で、最初はしゃべっていただけるだろうかと心配もしましたが、皆さん積極的にどんどん発言 ...
/ 膵臓がんの知識・情報

どうすれば膵臓がんが治るのか? 佐藤典宏先生の講演動画

佐藤典宏先生の講演「膵臓がんの標準治療と代替医療ー外科医の立場から」 9月21日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会は盛況のうちに終わりました。3時間半にわたる交流会でしたが、ご講演の佐藤典宏先生、参加者の皆様、お疲れさまでした。 佐藤先生の講演の特徴は、膵臓がんでは標準治療と代替医療をうまく ...

比較:免疫細胞療法クリニック

あちこちで免疫細胞療法が話題になっていますね。きっかけはITmediaビジネスのこの記事です。 ここでは記事の中身にはあまり触れませんが、ITmediaビジネスはソフトバンクの子会社です。代表取締役社長兼CEOは、孫正義社長の戦略秘書、社長室長を務めた大槻利樹氏。 確かに、「免疫療法」をうたって、科 ...

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