2008年11月14日 / 最終更新日時 : 2018年3月21日 キノシタ お薦めの本 癌の怖さは死ぬことだけではない 筑紫哲也さんが7日に亡くなり、TBSで追悼番組が放映されました。マスコミが次第に権力にすり寄り、「権力の監視役」という本来の役割を放棄しつつあるときに、また一人、反骨精神のあるジャーナリストを亡くしました。 番組は筑紫さ […]
2008年10月18日 / 最終更新日時 : 2022年3月28日 キノシタ お薦めの本 帚木蓬生「聖灰の暗号」 久しぶりに帚木蓬生の作品を読んだ。『聖灰の暗号』 」上・下だ。 聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)帚木 蓬生 by G-Tools 13世紀の南フランスを舞台にしたキリスト教の一派であるカタリ派が、ローマ正教から異端の弾圧を […]
2008年4月28日 / 最終更新日時 : 2008年4月28日 キノシタ お薦めの本 憲法九条と「イカの哲学」 中沢新一が、太田光との共著「憲法九条を世界遺産に」のあとがきで、「生命論とのかかわりで見たとき、憲法九条はそのような別種の生命原理に対応しているのではないか・・・」といったとき、彼はその文章に飛躍と説明不足を感じたと、こ […]
2008年2月9日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの本 非線形科学:蔵本由紀 デカルトに始まる近代合理主義精神は要素還元的に、つまり分子よりは原子、原子よりも電子・中性子、これらよりもクオークやパイ中間子といったように、より根源的な物の普遍的構造を知ることによって、われらのこの世界の現象を理解でき […]
2008年1月4日 / 最終更新日時 : 2018年3月21日 キノシタ お薦めの本 年末年始は読書三昧 20歳頃かあるいはもう少し経って24歳頃か、カントの「純粋理性批判」を読もうとしたことがある。結論からいえば、さっぱり頭に残らなかった。というよりは頭に入ってこなかったというほうが正確かもしれない。自分はこうした哲学的知 […]
2007年11月3日 / 最終更新日時 : 2020年2月8日 キノシタ お薦めの本 キムタクの『目』と憲法 岩波新書の「文章のみがき方」-辰濃和男 が売れているそうだ。同じ著者の「文章の書き方」の続編になる。 こうした類の本で、私が一番参考になったのが、本田勝一の「日本語の作文技術」であるが、こちらは句読点の扱い方などタイトル […]
2007年7月15日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ お薦めの本 雙脚 等閑に伸ばす 台風4号の影響で朝から雨だ。若洲海浜公園と対岸の中央防波堤埋立処分場にある3基の風力発電の風車も勢いよく回っている。 今日は腰痛は少し楽になったようで、気分がよい。少し細くなった足をベッドに伸ばして深く息を吸った。・・・ […]
2007年6月25日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 「がん緩和ケア最前線」坂井かをり著 今日は茨城県まで車で日帰り出張。帰りの車中で癌研からの電話を受けた。27日に入院が決まった。あいにく差額ベッド代の要らない部屋は確保できず、5000円/日の部屋になるという。 59歳の誕生日に入院ということになった。 岩 […]