マインドフルネス瞑想法

Web交流会のご案内


【日 時】2020年12月12日(土) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの集まりです
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】500円 (PayPal決済、郵便振替)
【定 員】100名
【内 容】
第一部 がん研有明病院 腫瘍精神科部長 清水研先生の講演
『もしも一年後、この世にいないとしたら ~4000人の患者家族と対話した精神科医の学び~』
第二部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。

参加申込受付中です。 詳しくはオフィシャルサイトで


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シュレベールは『がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」』において、心理的なストレスが、がんの種子が成長する土壌に大きな影響をおよぼしていることはまちがいないと言う。そしてがんと関連するストレスとは、ひどい”無力感”である。解決できそうもない対立に直面し、思い義務を負わされたりしている。こうした環境が一気に解決するはずもないのだから、自分の考え方、感じ方を変えるしかない。そのためには「瞑想」によって「今ここに」存在する瞬間に生きることが、無力感を克服する近道である。

シュレベールは「がんに効く生活-心の力」の章で「3.生命力との絆を結び治す」として、サイモントン療法とJ・カバットジンのマインドフルネスストレス低減法が紹介されています。そして「瞑想」によって自分自身と対話することは、「体の内なる治癒力を調和させはじめるのに欠かすことのできない条件である」と断言する。

そのJ・カバットジンが来月に来日して公演をするようです。曹洞宗の大本山・總持寺でのワークショップもありますが、既に予約は一杯の様子です。11月13日(火)のシンポジウムはまだ受け付けていますが、平日の昼間では私は参加できません。

        マインドフルネス・フォーラム

マインドフルネスストレス低減法
彼の著書『マインドフルネスストレス低減法』が復刊されています。「復刊に際しての訳者の言葉」で春木豊氏は「1993年にカバットジンを日本に招待して、講演をしてもらったりした。しかし当時は全く関心を引くことはなかった」と懐古しています。しかし20年後には、彼のワークショップは早々に満員になっているのです。

『マインドフルネスストレス低減法』の原書は1990年の発行ですが、今読んでみても内容は全く古くなっていません。東洋思想や仏教をベースにした内容は、わたしたちには素直に理解することができます。仏教といっても日本の大乗仏教ではなく、釈迦の教えの特徴である”絶対者”を認めないという、上座仏教(いわゆる日本では小乗仏教といわれている)です。「ただ座りなさい」という道元の「只管打坐」もそれに近いのかもしれません。

老子の思想とも相通ずるところがあります。たとえばこのような記述。

瞑想でなんらかの成果をあげたいと思うなら、何かを得ようと期待するのではなく、瞑想すること自体を目的として励むのが最良の方法なのです。

瞑想の場合は、何かの目標をめざして励んでも、”今”という瞬間の現実を十分に意識し理解しようとしない限り、変化や成長や治癒力の育成は望めないのです。

「今とは違う何かが欲しい」という気持ちは、ただの希望でしかありません。希望だけでは本当の意味での変化をもたらすことはできません。そのあげく、自分の望む何かが手に入らなかったときや、「こんなはずではなかった」と思ったときには、「失敗だった」という思いが浮かんでくるのです。そして、すっかり落ちこみ、なんの希望もなくなって、原因を自分以外のせいにして、あきらめてしまうことになります。つまり、本当の変化は決してやってこないということになるのです。

瞑想とはこういうものではありません。どんなに痛みがあっても、どんなにこわくても、、どんなにつらい状況でも、ひたすらその現実を受け入れることによって、変化や成長や癒しがもたらされるのです。新しい可能性というものは、”現在という瞬間の現実”の中に含まれているのです。新しい可能性を引きだすためには、現在を精いっぱい生きるしかないのです。

サンガジャパン Vol.11(2012Autumn)私たちの「こころ」の中に注意を向けたとき、過去の出来事やまだやってこない未来のことに、多くの時間を割いて連想やら注意を向けていることがわかります。”今ここに”ある瞬間を、充分に見つめて生きているだろうかと、瞑想を通じて考えることが大切です。

『サンガジャパン Vol.11(2012Autumn) 』号は「瞑想」の特集です。この号でドイツ人の僧侶、ネルケ無法さんが瞑想と座禅の違いについて書いています。瞑想は「メタ認知」で、坐禅は「メタ認知するな」ということだという。

マインドフルネス瞑想法の効果は、免疫システムの正常化、炎症の減少などが証明されています。2ヶ月間の瞑想だけで、免疫システムがインフルエンザ・ワクチンに強く反応するようになり、白血球はNK細胞も含めて正常になり、がんとより強く戦えるようになったのです。

サイモントン療法、マインドフルネス瞑想法、座禅、ヨガ。なんでも良い。これをやればがんが治るという秘密の呪文などは存在しないのだから、自分に合った方法で、毎日誠実に、自分の生命力との絆を結び直す習慣を築くことです。このブログでも一貫して「こころと体」の関係が大事だと書き、がんとの闘いにおいては「こころ」の有り様がもっとも重要だと書いてきたつもりです。

呼吸と瞑想」。体の治癒力を強力にする強い味方です。


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マインドフルネス瞑想法” に対して1件のコメントがあります。

  1. しずか より:

    呼吸について、このあいだ、身をもって不思議な体験をしました。10月2日、全身に蕁麻疹が出て、顔まで腫れてきたので危険を感じ、夜中に病院に駆け込んで点滴で納めてもらう、ということがありました。何も特別なものを食べたわけでなく、触れたわけでもなく、思い当たることといえば、前日が久しぶりの診察日で、ずっと低かった腫瘍マーカーが上がったこと、肝転移の影が若干大きくなっているらしいことを、告げられたことしかありませんでした。9月に家族から深刻なストレスをかけられることがあり(由緒正しき発達障害アダルトチルドレン家系でしゅっちゅうトラブルなのです)、暑さで有酸素運動もさぼりぎみだったし、先生の前では、ああ、やっぱりと冷静に受け止めたつもりだったのに、本当はやっぱりショックだったんですね。
     翌日、また蕁麻疹が出始めたので、近所の皮膚科にいったところ、処方されたのはただひとつ、「一日、10分でいいから深呼吸しなさい。」ということでした。もう80歳過ぎた仙人のような老先生曰く、「これは、自律神経のバランスが崩れて起こっていることですから。」そういえば、このところ、つい慢心して、座禅もさぼってばかりいました。帰宅してすぐそのとおりしたところ、本当に、冗談みたいに、発疹は消えていきました。その先生は、実は、爪もみも推奨なさるので、残念ながら(いい先生なのに!)心底信じきれていないところもあるので、プラシーボ効果で、ということは無かったと思います。やはり、呼吸そのものの力がいかに大きいか、と実感した次第です。今は、もう家族のことで心を煩わせまい、と心を無にする練習をしながら呼吸する時間をとるようにすればこれ以上の進行を止められるのではないか、と楽観していますが、続けるのは本当にむつかしいですね。

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