検察審査会、東電元幹部を再び起訴相当と

今日31日20時が満月ですね。「ブルームーン」だそうです。ひと月に満月が2回あることをいいます。だけど「ブルー」ではなく赤かった。
東京の赤い月は、東の空、ビルよりも少しだけ高い位置に昇っていました。

見ることができると幸福が訪れるという言い伝えもあるそうです。あなたに幸福が訪れますように。

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今日は青梅までドライブ。車の「外気温」表示は最高で38度を示していました。暑かった。


東京第5検察審査会は、東京電力の元会長ら旧経営陣3人について、「大きな地震や津波の可能性があったのに目をつぶって何ら効果的な対策を講じようとしなかった」などとして2回目の審査でも「起訴すべきだ」と議決しました。

  • 元会長ら3人は原発の安全対策に関わるものとして津波による事故が『万が一にも』『まれではあるが』発生した場合にも備えなければならない責務がある。
  • 平成20年に東京電力が15.7メートルの高さの津波をみずから試算していたことは絶対に無視することはできず、災害が発生する危険を具体的に予測できたはずだ。
  • 大きな地震や津波の可能性が一定程度あったのに、目をつぶって無視していたのに等しい状況だった。適切な対策を取っていれば、今回のような重大で過酷な事故の発生を十分に避けることが可能だった。
  • 適切な津波対策を検討している間だけでも、運転停止を含めたあらゆる措置を講じるべきだった。
  • 安全対策よりも経済合理性を優先させ何ら効果的な対策を講じようとはしなかった。

と結論づけています。

さらに、

東電の運転停止は困難との主張については、「ひとたび重大事故が起きると、放射性物質の大量排出により、人類の種の保存にも悪影響を及ぼしかねないという事柄の重大さを忘れた誤った考えだ」と非難した。

これらは、昨年5月の大飯原発発再稼働差し止め仮処分で福井地裁が出した決定で述べられていた、

この理論上の数値計算の正当性、正確性について論じるより、現に、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に到来しているという事実を重視すべきは当然である。

この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たな
い地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する前記の本質的な危険性についてあまりにも楽観的といわざるを得ない。

たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。

とも通じるものだと思います。

こんなに頻繁に地震が起きて、火山が噴火しているのに川内原発を再稼働させるわけ?


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