「治療開発マップ」を参考にして臨床試験を探す
日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)では「治療開発マップ」をホームページに掲載しています。
このマップは、臨床試験を実施しようと計画している医師たちが、重複がないように利用するためのものですが、がん患者にとっても、今どのような臨床試験が行われているのかを考える上で参考になります。
16の専門領域別に、主ながんの種類ごとに作成されています。膵臓がんについては、対象を、
- 切除可能
- Borderline Resectable(切除限界)
- 局所進行
- 遠隔転移再発
に分類し、それぞれに「標準治療」「JCOG試験」「他組織の試験」「適用外薬」と分けられています。
これを参考にして、がん情報サービスの「がんの臨床試験を探す」や、「臨床研究情報ポータルサイト」で検索して詳細を知ることができます。
自分が参加できる臨床試験かどうかは、まず主治医に聞いてみましょう。患者本人の進行度、体の状態、これまで受けてきた治療などを一番よく分かっているのはあなたの主治医だからです。
も参考にしてください。