ブログ開設2年目
アジサイの時期になりました。この花を見ると「一年経ったんだ」という実感が沸いてきます。
ブログを立ち上げて今日で2年目です。思い起こせば、膵臓癌かもしれないといわれたとき、真っ先に考えたことが、ブログを立ち上げようということ。闘病の記録という意味や自分自身の考えを客観的に見ることができるだろうと思っていたのでしょうか。
今日は癌研で定期検査。CTを撮りましたが、主治医の先生が出張で、結果が分かるのは来週になります。楽しみは取っておこうということで・・・。
昨年の今頃のブログを読み直してみると、CT結果についての先生とのやりとりがあったり、セカンドオピニオンに行った結果があったり、我ながらよく頑張っていたなぁと思う。
ASCO 2008に出されたCONKO-001の全生存率曲線を再び眺めてみると(統計値は気にしないようにしているのだが)、2年(24ヶ月)生存率はほぼ50%、5年(60ヶ月)生存率が25%ほどだから、現在は2人に1人のうちには入っている。決して油断できる状態ではないということがよく分かる。4人に1人が5年生存だから、あと3年は現在の治療法を続けなければ。一年前に書いたことは、しっかりと実行している。(パソコンの前に座る時間を減らす、これはできていないなぁ)
- 心の持ち方を切り替える
- 仕事のやり方を変える⇒真面目を止める
- ストレスをためない
- 早寝早起き。夜更かしはしない。
- 玄米菜食を続ける
- できる限り運動をする。通勤は徒歩(30分)
- パソコンの前に座る時間は減らす
ブログの更新も「義務」にはしない
グラフを妻に見せて、「まだまだ、気は抜けないね」と言ったら、「2年経ったら、5年後も生きている人は、2人に1人なんでしょ。大丈夫じゃん」。う~ん、確かにそうなる。確率50%なら、丁か半ということだ。悪くはない。彼女の方が楽天的だ。前の直腸がんのときも、手術で入院だというのに、前日まで大掃除はさせるし、蛍光灯を買いに行かされ交換させられた。今でも病人扱いはしてもらえない。
でも、この性格に救われている。