ガン転移に効く植物由来化合物が40個以上も発見される

Web交流会のご案内


【日 時】2020年12月12日(土) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの集まりです
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】500円 (PayPal決済、郵便振替)
【定 員】100名
【内 容】
第一部 がん研有明病院 腫瘍精神科部長 清水研先生の講演
『もしも一年後、この世にいないとしたら ~4000人の患者家族と対話した精神科医の学び~』
第二部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。

参加申込受付中です。 詳しくはオフィシャルサイトで


スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

SDIM1197


連載中の「がんと食事」に関連した情報なので、転載します。

クルクミン、ビタミンDなどが、がんの転移を抑制する植物成分である可能性。BioQuickニュース日本語版。『がんの特効薬は発見済みだ』という、岡崎公彦氏の怪しげな本がありますが、特効薬なんかはありません。あるとすれば、それは”食生活を変えること”。実は目の前に見えていることなのです。

ワシントン州立大学(WSU)の研究により、40個以上もの植物由来の化合物が、ガンの進行を遅らせる遺伝子を活性化することが可能であることが判明した。 ガンの転移こそが致命的であるため、今回の発見はとても励みになる、とWSU薬学部教授および学部長のゲリー・メドウズ博士は語る。さらに、食生活の改善、栄養学的アプローチ、そしてこの植物由来化学物質を合わせて、多くの道を開いているように見えると言う。       

「我々は常に特効薬を探しているのです。そして、我々が食べる物や生活の傍らにこそ、そのような特効薬が存在するのです。我々はただ、それらを上手く使わないといけないだけなのです。」と、メドウズ博士は語る。2012年6月のCancer and Metastasis Reviews誌に掲載された本研究はメドウズ博士によって、いくつかの単純なロジックの元に進められた。ほとんどの研究はガンの予防または腫瘍の治療に 焦点を当てているが、致命的となるのはガンの他臓器への拡散である。そのため、腫瘍を治療するよりも拡散または転移をコントロールするほうが重要なのであ る。栄養学的アプローチと転移抑制遺伝子のコンセプトは学術誌などでもほとんど見られないため、PubMedの研究データベースを検索するのも一苦労で あった。

「研究者のほとんどは、研究目標に転移抑制遺伝子を含んでいなかったのです。これらは、研究の過程で見たその他大勢の遺伝子と同様に扱われていました。」と、メドウズ博士は語る。しかしメドウズ博士はそれらの研究に目を通し、転移抑制遺伝子がいつオン/オフされるのかを調べた。そ して、様々なガンにおける転移抑制遺伝子に影響を与える物質を複数見つけたのである。アミノ酸、ビタミンD、エタノール、高麗人参エキス、トマトカロテノイドリコピン、ウコンの成分クルクミン、ザクロジュースや魚油など、乳房、結腸直腸、前立腺、皮膚、肺およびその他のガンにおける遺伝子発現に影響を与える物質が浮かび上がってきた。通常、これらの物質は基礎となるDNAコードを変えることなく転移抑制遺伝子をオン/オフする、後成的な活動を見せた。

「ということは、これらの後成的なメカニズムは食べ物によって影響されるのです。そして、転移抑制遺伝子の調節にも関連しているかもしれません。食生活および栄養素の研究は進んでいないため、これは非常に新しい研究分野となります。」と、メドウズ博士は語る。本研究は2つのコンセプトを主張している。一つは、天然化合物がガンの転移を減速または停止することが可能である。栄養素と転移抑制遺伝子の関係を偶然にも関連付けた複数の研究は、これらの遺伝子をさらに念入りに調べる必要があることを示している。
「そして、これらの影響のほとんどはフォローアップされていないのです。まだ発見されていない様々な化合物や成分が存在する可能性は多いにあります。」と、メドウズ博士は語る。

さらに、メドウズ博士はこれらの研究によって、ガンを予防するという考えから、転移を防ぎながらガンと共に生きるという考えにシフトしようとしているようだ。
「我々は長年に渡りガン研究を続けてきました。しかし、ガンの存在する環境における研究は、ごく最近始められたばかりです。環境とはまさに人間の体のことで、この環境こそがガンの転移を左右するのです。」と、メドウズ博士は説明する。

■原著へのリンクは英語版をご覧ください:Over 40 Plant-Based Compounds Found That Slow Metastasis


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 満身に怒りを込めて児玉龍彦氏【追記あり】満身に怒りを込めて児玉龍彦氏【追記あり】 東大病院にもまともな先生がいるということですね。衆議院厚生労働委員会7/27の録画です。 2011年7月27日 (水) […]
  • モーツァルトはコルチゾールを下げるモーツァルトはコルチゾールを下げる 今日は朝からモーツァルト。弦楽五重奏曲第3番、フルート協奏曲にクラリネット協奏曲を続けて聴いた。モーツァルトは大きな音で聴いていても、ついうとうととなる。サイモントン療法やマイン […]
  • 動画「がん患者のインターネット活用術」動画「がん患者のインターネット活用術」 以前に「がん患者のためのインターネット活用法」という記事を書いたことがありますが、ネットの世界は日進月歩で、記事のないようも古くなってきたので更新しようと思い立ちました。 せっか […]
  • 今日の一冊(8)『バカをつらぬくのだ!』 何とはなく具合が悪いので、病院に行くが、「どこも悪くありません」と言われ、「そんなはずはない」と、医者のはしごをする人って結構いますよね。何軒かの病院を回って、やっとそれなりの病 […]
  • バカボンのパパ:これでいいのだ!バカボンのパパ:これでいいのだ! ガンになったことが悪かったのではなく、ガンになる要因を持っていたことが悪かったのです。ガンになったらなったで、変えるチャンスです。その時に、あれこれ違う方法を探すより、生き方その […]
  • エビデンスだけでがん治療ができるのか?(5)エビデンスだけでがん治療ができるのか?(5) 脳神経学者であり医師の中田力氏は、『穆如清風-複雑系と医療の原点』でこんなことを言っています。 医療における不確定性は、複雑系のもたらす予想不可能な行動に由来し、実際にやっ […]
  • 腫瘍マーカの推移腫瘍マーカの推移 昨年の手術以後の腫瘍マーカの値をグラフ化してみました。 UクリニックでPET-CTをやっておこうと言われたのは、この腫瘍マーカが「正常値」の範囲内ではあるが、右肩上 […]
  • 粒子線治療は効果があるのか?粒子線治療は効果があるのか? 粒子線(陽子線、重粒子線)治療は本当に効果があり、必要なのでしょうか? […]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です