がんと食事・栄養 アピタル夜間学校
明日5月21日のアピタル夜間学校「がんと食事・栄養」は見逃せませんね。
インターネット生中継:アピタル夜間学校『がんと食事・栄養』5月21日午後7時30分から
講師の吉川貴己 神奈川県立がんセンター消化器外科部長へのインタビュー記事が。
毎日食べる食事。どんな工夫をしたら、がんの治療や予防に役に立つのだろうか?
残念ながら「これを食べさえすれば予防できるといった『魔法の食事』は、現状では見つかっていません」と過剰な期待に釘を刺す。明確な科学的な根拠のある食事は、まだ見つかっていないという。
しかし、「食事」ではなく、「栄養素」では可能性が少し見えてきたという。例えば青魚などに多く含まれるEPAと呼ばれる物質。膵臓(すいぞう)がん患者が食べると、筋肉量や体重の減少を抑制する効果がありそうだと、研究でわかってきた。胃を全摘出した患者に対する臨床試験も進められている。
科学的根拠が示されないまま「がんに効く」とされる栄養食品やサプリメントは後を絶たない。一方で、肝臓などに悪影響も及ぼすものもある。
EPAに関してはこのブログの記事も参考にしながら、明日の夜間学校に参加してみてはどうだろうか。
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