心と治癒力


私があなたに、いかに人生を楽しみ、自分をも他人をも愛し、心の平和を保つかを教えてあげられたら、治癒に必要な変化は起こり得る。問題は、すべての人に治癒への迅速且つ効果的なスイッチを入れるために必要な心理学的方法がまだ分かっていないことなのだ。(『奇跡的治癒とはなにか』)

催眠療法、食事療法、祈り、信仰、瞑想など、オーソドックスではない治療法の効果を患者が強く信頼したときに腫瘍が消失することがあるのはなぜなのか。脳が免疫系を直接コントロールし、遺伝子の発現をもコントロールしていることは実験的に明らかになっているのです。

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だから、確実な方法はないけれども、ある程度効果的な方法ならあります。一つには、「任せる、手放す」こと。明日のことは誰にも分からない。やるべきことをやったなら、あとは成り行きに任せる。信仰を持っている人なら、神・仏に任せる。あれこれの「欲・煩悩」を手放す。治りたい、もう少し生きたいということも手放す。ただ今の瞬間、今日の一日を大切に生きる。明日のことは思い煩うことをしない。

二つ目には、死を恐れないこと。死と闘おうとしないことです。

まぁ、難しいことですよね。難しいことだから、多くの聖者が考え、哲学者が思想を構築するのでしょう。でも、少しでもそうした状態に近づくことは可能です。


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