今日の一冊(34)『親ががんになったら読む本』

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

20160123-DP2M4694


親ががんになったら読む本

親ががんになったら読む本

山口 建
1,535円(10/24 17:19時点)
発売日: 2019/10/02
Amazonの情報を掲載しています

静岡がんセンター所長の山口建先生の本。

「親」である患者にもお勧めしたい本です。
「愛」という字は「心」を「受」け止めると読むことができます。いきなりがん告知をされ、知識も覚悟もないままで「患者」と「その家族」という立場に立たざるを得なくなったとき、患者の心を受け止めること、すなわち患者を愛することが大切です。

患者に対しては「もっと自己中になりなさい」と助言します。そして病院スタッフや家族に遠慮しすぎないで「少しの勇気を」持ちなさいとも。

患者は家族にも、いや家族だからこそ遠慮をするのですね。そうした親の気持ちのありよう、接し方や死への不安に対してどのように対処するかを助言しています。

第1章 がんになった親の気持ちを知る
第2章 親とのコミュニケーションを上手にとる
第3章 がんの診療プロセス
第4章 高齢者のがん治療とは
第5章 医師・スタッフとのコミュニケーション
第6章 がん治療にかかる医療費
第7章 家族ができること?治療に伴う注意事項

第7章にある「涙目」症状への助言。TS-1の副作用として患者の2~3割に起きる涙目を引き起こす「涙道狭窄」は、症状が出たときに必要な処置を行わないと一生涙目が続き視力が低下することになる。予防策は目薬を点眼し、涙道を流れる抗がん剤の濃度を下げること、と書かれています。

膵臓がん患者でも涙目で悩んでいる患者は結構多いよね。


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • がんで死ぬのも悪くはないがんで死ぬのも悪くはない 死生観を持つ この記事、すい臓がんが見つかって手術を待っている時期のものです。ずっと考えは変わりませんでした。悟りとまではいかなくても、自分なりの死生観を持って […]
  • 雨上がりに咲く向日葵のように雨上がりに咲く向日葵のように 25日に山下弘子さんが亡くなりました。19歳で肝臓がんが見つかり、余命半年を告知され、それでも希望を見失わずに「雨上がりに咲く向日葵のように」生きてこられました。 昨年に、 […]
  • 今日の一枚『オブジェと美脚』今日の一枚『オブジェと美脚』 店先のオブジェを撮っていたら、偶然店から出てきた女性がいた。ついシャッターを押した。 きれいな足です。 Merrillは黒のしまりが良いです。 SIGMA […]
  • カムイ伝講義 『カムイ伝』についてもう少し書いておきたい。法政大学教授 田中優子氏の『カムイ伝講義』がいま人気だ。法政大学社会学部で週に一回「カムイ伝」を参考書にして比較文化論として江戸時代の […]
  • 赤城山と谷川温泉赤城山と谷川温泉 2週間前には谷川岳の一ノ倉沢に行ってきたが、今回は妻と2人で赤城山と谷川温泉へ。 白樺牧場。あいにく牛さんにいなかった。 赤城山大沼の気温は5度、 […]
  • 内部被ばくに関する注目すべき記事内部被ばくに関する注目すべき記事 「世界最高の医療と研究を行なう」「患者目線で政策立案を行なう」を理念として掲げている国立がん研究センターが、今回の福島第一原発事故による”将来のがん患者”については、内部被ばくに […]
  • 中村裕輔先生の講演 がんペプチドワクチン中村裕輔先生の講演 がんペプチドワクチン 昨夜は国立がんセンターで行われた講演会に参加。「がん標準治療『後』を考える」とのテーマで、特別講演としてがんペプチドワクチンの開発者である東京大学医科学研究所ヒトゲノム解 […]
  • 亡くなった患者のプライバシーは保護されないの?亡くなった患者のプライバシーは保護されないの? 仕事帰りに図書館に寄って、文藝春秋に掲載されている近藤誠氏の『川島なお美さんはもっと生きられた』を読んだ。 副題に「二年前、彼女は私のセカンドオピニオン外来を訪ねてきた」と書かれ […]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です