がん患者は週に3時間早足で歩け

Web交流会のご案内

【日 時】2021年2月7日(日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの交流会です
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】無料
【定 員】20名
【内 容】
第一部 「がんゲノム医療とリキッドバイオプシー」について患者の和田さんが解説
第二部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。

参加申込受付中です。
詳しくはオフィシャルサイトで


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がんになってからの運動

運動によってがんに罹るリスクが減ることは、既に多くの研究報告がある。では、既にがんになってしまった人と運動との関係は?

がんになった人の生存の確保や生活の質(QOL)(生活の質)の向上にも運動の効果がありそうだ。これに関連した研究ではがんと診断された後の不活動(運動不足)は死亡率のリスクを増やすことにつながるとの報告(国立がん研究所誌に2013年に載ったバラード・ブラバッシュの研究)がある。

2011年、「がん研究」に掲載されたリッチマンの研究では、初期のステージの前立腺がんの再発リスクと身体活動は関係があるとしている。
具体的には週に3時間早足で歩く男性はゆっくり歩く男性に比べて、進行がんの危険を57%低下することが判明した。
身体活動で、①不活動、②1時間から3時間、③3時間以上の3つのパターンのうち、3時間以上が乳がんの生存者に多かった。
介入試験では、がん患者のライフスタイルの変更で効果があることを示している。がん患者で運動の介入をACSM(自己診断テスト)で評価した。がんの被験者の運動介入試験85本をチェックした結果、運動の効果の決定的証拠がシュミッツらの研究(2009年「スポーツと運動における医療と科学」)で明らかになっている。
これによると、①エアロビクス・フットネスで乳房、前立腺、血液、②筋肉増強で・前立腺、③柔軟性で乳房、④身体のサイズと組織の改善で乳房と前立腺、?疲労の軽減で乳房、前立腺、血液、⑥生活の質(QOL)の改善で乳房、前立腺、⑦身体機能改善で乳房、前立腺、⑧不安とうつの軽減で乳房などのがんに効果があることが指摘されている。
さらに、がんの生存者の生活の質(QOL)やがんの治療の後の疲労に運動が影響を及ぼすことを指摘する2012年のクラムらの研究がある。

週に3時間早足で歩く程度の運動でも進行がんの危険性を57%低下させるという。下手な抗がん剤やインチキ代替療法よりもよほど効果がある。残念ながら膵臓がんは研究の対象になっていないが、同じ程度の効果があるだろうと推測される。

血糖値管理にも運動を


糖尿病治療で低血糖 気づかぬうちに重症化

膵臓がん患者にとっても問題になる糖尿病。

■運動で筋力維持を
一方、糖尿病の高齢者は、そうでない人に比べ転倒を起こしやすいことがわかってきた。転倒は骨折などを通して、寝たきりにつながる危険がある。
荒木厚・東京都健康長寿医療センター内科総括部長らが分析したところ、転倒を起こした糖尿病患者は起こしていない患者と比べ、低血糖になったことのある人が多く、歩く速さなどの「身体能力」が低めの傾向があった。身体能力が落ちると外出するのがおっくうになりがちで、ADL(日常生活動作)も低下しやすい。

寝たきりや認知症にならないためにも運動が大切だ。高齢者にはスクワットがお勧めで、私も日に3回実行している。これを始めてからこむら返りも起きなくなり、階段を上がっても足が軽い。

運動すると血糖値も上がりにくい。糖尿病があるとがんのリスクが高くなることも分かってきた。膵臓がんのリスクは1.86倍だ。

インスリンは細胞増殖因子であることが古くから知られているが詳細は不明である。

やはり、運動は健康の基本だ。


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