膵臓がんのTS-1とパクリタキセルの腹腔内投与が先進医療に
腹膜播種のある膵臓がん患者に、嬉しいニュースです。
【追記】加藤隆佑医師がこの件でブログに紹介されています。
私は、この治療を、以前に、胃がんで行っていました。とても効果がでる方が、多くいらっしゃいました。膵がんでも、同じように、効果がでるであろうと思います。
膵臓がんへのTS-1併用パクリタキセルの腹腔内投与が先進医療Bとして承認されました。「H170331S0030」をダウンロード」
【S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法】
平成29年3月31日厚生労働省告示第112号により、「膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、腹膜転移を伴うものに限る)」に対する併用療法が、第3項先進医療技術 【先進医療B】に追加されました。4月1日適用です。
厚生労働大臣の定める先進医療及び患者申出療養並びに施設基準(平成二十年厚生労働省告示第百二十九号)の一部を次のように改正し、平成二十九年四月一日から適用する。
七十三 S―1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法 膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、腹膜転移を伴うものに限る。
実施医療機関は厚生労働省の「先進医療を実施している医療機関の一覧」に記載されますが、現在は3月1日付の情報でまだ更新されていません。このページの中ほどより下(第3項先進医療技術【先進医療B】)に記載されるはずです。
現在では胃がんに対して29施設が対象となっていますが、これらがそのまま膵臓がんの対象医療機関となるのではないかと思われます。
第3項先進医療技術【先進医療B】とは・・・