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Web交流会のご案内


第12回『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会

【日 時】2021年12月12日(日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの患者会です
【対 象】膵臓がん患者とその家族
【参加費】1000円
【定 員】50名
【内 容】
第1部 佐藤典宏先生の講演「膵臓がん患者の運動と食事・サプリメント」
第2部 膵臓がん 何でも質問箱:事前の質問に佐藤先生がお答えします。
第3部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。
12/9(木)9:00AM 参加申込締め切り

詳しくはオフィシャルサイトで

Eテレ:登場!がん治療を変える新薬

17日に放映されたEテレ サイエンスZERO『登場!がん治療を変える新薬?免疫のブレーキを外せ』を録画してあって昨夜観ました。

免疫チェックポイント阻害剤「ニボルマブ」が国内でもメラノーマに対して承認されて、新しい免疫療法として話題になっている。4月にフィラデルフィアで開催されたAACR2015でも免疫チェックポイント阻害剤に関する発表が相次いでいる。

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T細胞はがん細胞を見つけると、パーフォリンという物質を出して攻撃し、破壊する。しかし、がん細胞もその攻撃から逃れるために、自分の細胞表面にPD-L1と呼ばれるタンパク質を出し、T細胞のPD-1と結びつく。PD-1はいわば免疫のブレーキ。ブレーキがかかるとT細胞はがん細胞を攻撃できなくなる。そこでこのPD-1に「ふた」をして、がん細胞のPD-L1とくっつけないようにするのが今回の免疫チェックポイント阻害剤です。

ニボルマブはこの結合に割って入り、T細胞のブレーキを解除して、がん細胞への攻撃を再開させる作用がある。国内での臨床試験(治験)の35例では、がんが小さくなった割合は23%で、一時的な縮小を含めると半数を超えたという。

効果が長期間持続することも特徴です。通常の抗がん剤では、いずれがん細胞が耐性を持つようになって効かなくなりますが、そうしたことがありません。

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ただ、すべての患者に効果があるわけではなく、2~3割の患者にしか効果がない。

このPD-1という分子を発見したのは日本人です。京都大学の本庶佑名誉教授らの研究チームが発見したのは1992年です。しかし、大手の製薬企業はどこも相手にしてくれなかった。「免疫なんて効果があるはずがない」と思っていたのです。

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ただ、小野薬品工業だけが共同開発に乗り出したのです。詳しいことは日経新聞「15年間諦めなかった小野薬品」に書かれています。

画期的な新薬には違いないですが、過度の期待はできません。PD-1以外にも免疫抑制機構はあるのだし、がん細胞は利口ですからそれを利用することもあるでしょう。正常な細胞にも免疫抑制が解除されて、自己免疫疾患が生じるはずです。番組でもそれらに少し触れられていました。膵臓がんでも早く臨床試験をやってもらいたいと思います。

番組の影響で、巷の「免疫クリニック」へも問い合わせが殺到しているようです。しかし「免疫療法」と言っても玉石混淆。科学的の証明されたものはほとんどありません。効果もはっきりしないのに自由診療で高額な費用を請求するような免疫療法には近づかない方が無難でしょう。研究段階だというのなら、高額な費用を患者に負担させるのではなく、多くても実費程度にしてあとは施設が負担すべきではないでしょうか。

 


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