シュレベールの箴言(7)

通常の医療を受けながら、それと並行して合理的になし得る多くのことが存在する。それらは症状の改善、治療の効果、副作用の緩和、寛解期間の延長、そして再発リスクの減少に貢献しているのである。

がんに効く生活 克服した医師の自分でできる「統合医療」

がんに効く生活 克服した医師の自分でできる「統合医療」

ダヴィド・S. シュレベール
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シュレベールが言う”アンチキャンサー方式”(『がんに効く生活』の原題が「アンチキャンサー」である)を行うことによって、19年間脳腫瘍が寛解状態にあったが、再発する。

それでは彼の試みはムダだったのか、という問いに対して、彼はこう答えている。

第一に、私自身の例はそれだけでは科学的実験にはならない。私の例は多数の中の一つの臨床例に過ぎない。
第二に、標準的であろうと実験的であろうと、あらゆる治療法は成功と失敗の両方の可能性を免れない。がんの奇跡的な治療法は存在しないし、100パーセントの成功はあり得ないのだ。

どんなことが起ころうとも、自分の健康のあらゆる面を最大限大切にしようとすること道を選んだことを、わたしは幸せに思うだろう。

なにより大切にしなければならないのは、健康であり、精神のバランスであり、他者との関係であり、そして私たちの地球である。

彼は『がんに効く生活』を実行していることで安心し、過剰なスケジュールで仕事をこなしたことを、再発したひとつの原因としてあげている。

シュレベールの脳腫瘍は、99%の人が6年以上生存しないがんである。それは膵臓がんも同じであろう。

かれが20年生存したあとで再発したからといって、『がんに効く生活』が間違っていることにはならない。


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