今日の一冊(137)『私の仕事は、生きることです』


【日 時】2020年8月16日(日) 13:30~15:30(開場:13:15)
【参加資格】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参 加 費】無料
【定 員】 約50名
【内 容】ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。


詳しくはオフィシャルサイトで

参加申込受付中です。
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今日の散歩写真

2015年6月に膵頭十二指腸切除術を行い、リンパ節転移があったのでステージⅣaと言われたフジシゲ・三太郎さんの闘病記です。

私の仕事は、生きることです 膵臓がんステージIVaになって思うこと

私の仕事は、生きることです 膵臓がんステージIVaになって思うこと

フジシゲ・三太郎
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人間ドックでCA19-9が基準値を少し超えていることを指摘され、腹部超音波検査では異常なし。CTやMRIをするもこちらも異常なし。

CA19-9は相変わらず上昇を続けて125U/mLとなるが、ERCPでも問題なしだった。しかし、同時に行ったPET検査で膵癌の疑いが指摘され、EUS-FNAで生検を行って膵癌が確定した。

こんな経過で膵臓がん患者となったフジシゲさんです。これほど真剣に検査をしても、膵臓がんは見つからないことがあるのですね。

手術はできたが、2年半後に再発転移してしまいました。

この時期には、乳がんだった奥さんのがんが悪化してホスピスに入っていました。そして亡くなります。

苦難の連続を淡々と記しています。しかも、這い上がり、起き上がって自分なりにできることを始めます。

膵臓がんのブログもたくさんありますが、「死」を正面から見据えて自分なりの考えを書いたものは少ないですね。

3年かけて四国遍路も満願を達成しています。手術をしてくださった外科医の先生の転勤先まで旅をして、元気にしている姿を見てもらいたい、そんな思いがあればすぐに実行するのがフジシゲさん流です。

「年単位ではなく、これからは月単位で考えましょう」と主治医に言われたフジシゲさん。外見は元気ですから、他人から「今のお仕事は何ですか?」と訊かれたら「私の仕事は、生きることです」と答えています。

自分のため家族のために、抗がん剤を続け、野菜を食べて良い食事を心がけ、スポーツクラブで汗を流し、しっかりと睡眠を取る、これが”生きる”という仕事のために必要なこと。自分に課せられた役割を日々果たそうとしています。

こう語るフジシゲさんの、5年生存率1.8%への挑戦が続いています。


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今日の一冊(137)『私の仕事は、生きることです』” に対して3件のコメントがあります。

  1. 鈴木幸恵 より:

    2月中頃に85歳の父がステージ2と診断されました。こちらのブログは私には難しい内容
    ですが 食事 サプリ 精神マインドに関する記事を参考にさせて頂いております。 
    キノシタさんのご意見をを伺えたらと思いこちらのコメント欄から お邪魔しました。 

    4月21日初めての ジェムザールとアブラキサンの抗がん剤治療後 白血球が1500に
    下がり 30日に4500に上がり 退院しました。
    次回は同じ薬を薄めての抗がん剤治療が 5日後に予定されています。
     
    ウコンを父に送ったあとで念のため
    ウコンを摂ることについて ネットで調べたところ福岡薬事情報センターでは 抗がん剤の
    ドキソルビシン カンプトテシン シクロホスファミドを使用する場合 ウコンを摂取していると 抗がん剤の効果が減ると出ていました。

    先生にウコンを摂っても良いか 確認するのがいいと父に言っても 大丈夫だというので
    (退院時主治医に他のサプリについて聞いたので 何度も質問するのが いやなのか) 薬事会の電話相談窓口に問い合わせましたが やはり主治医に聞いて下さいという返答でした。
    許可がでなかったら ちょっと 落ち込みそうです。

      

     

     

    1. キノシタ より:

      鈴木様
      ウコン(クルクミン)の抗がん作用に関しては明確な臨床試験はありませんが、人間での一定の試験で可能性が報告されているようです。主に秋ウコンですね。一方で副作用で抗がん剤の効果を弱めるとの動物実験があります。
      健康食品の安全性・有効性情報のサイトでクルクミンで調べると,動物実験の結果がたくさん出てきます。それだけウコンが注目されている食品だと言うことでしょう。
      https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail544.html

      腫瘍マーカーの値が低下したと言う報告はありますが、明確に腫瘍が縮小したという報告はなさそうです。
      抗がん剤の効果が下がる可能性を心配しているのでしょうが、動物実験では確かなことは言えないと思います。
      1. 心配なら止めておく(大きな効果も期待できないなら)
      2. 摂りながら様子を見る
      で考えてみてはいかがでしょうか。

      1. 鈴木幸恵 より:

        こんにちわ  的確で解かりやすく 親切なアドバイス頂きありがとうございます。
        どんな時も 心に 余裕を持って 物事を考えていきたいと思いました。
        返信が今になりましたことを お許し下されば 幸いです。

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