MRIの結果

先日撮った MRI の結果を聞くために近くのクリニックへ。

最近は便利になったのですね。インターネット経由で町のクリニックから、検査をした大規模病院のサーバーにアクセスして MRI の結果をダウンロードすることができます。

結果は、「歳相応の小さな血管に慢性虚血性変化が認められるが、狭窄部や動脈瘤を示唆するような所見はありません」とのこと。

一時200mmHg を超えていた血圧もご覧の通り安定してきています。

「高血圧の薬はどうしますか?」と先生が訊くので、

「最高血圧が常時160mmHg を超える状態にならなければ治療はしません。日本高血圧学会のガイドラインに従うつもりはありません。昔の基準の年齢+90でいいと私は思っています」と答えました。

すると先生が「私もそう思いますよ。製薬企業から金をもらった医者があんなガイドラインを作るのです。上の血圧が130や140mmHgなんて、国民の半分が高血圧患者になっちゃいますよ。」

我が意を得たりと、過激におっしゃるので私も驚いた。

うんうん、この先生とは意見が合いそうだ。

「前の診察時に200を超えたので驚きましたが生活習慣を見直して血圧を下げるつもりです。具体的にはアルコールを減らす、塩分を減らす、有酸素運動をする、ストレスを溜めない。

これらをやってどうしても下がらなければ治療をすればいいでしょう」

もう少し過激に言えば、血圧計などは押入れにしまって測定を止めちゃえばいいのです。日本人は気にしすぎです。

フラフラするなど何らかの症状が出れば、初めて測定をしてクリニックに行けば良い。

人間の体はよくできているのです。自然治癒力が備わっています。ホメオスタシスもあります。

一部のガイドラインなんぞは、製薬企業の都合のよいようにできている。少なくともそういう部分があるということを頭の片隅に置いた上で健康のことを考えれば良い。

アルコールを減らしたら便の状態も良くなりました。これならアヘンチンキの量も減らせそうです。

基本的にはアルコールは体にとって毒ですからね。少量なら体によいという考えもありますが、飲まないに越したことはない。

とはいっても人間健康になるために生きているわけではない。人生は楽しむためにあるのですから。

古来、唐の詩人には大酒飲みが多い。李白に杜甫、陶淵明と、みんな大酒飲みであり、酒を詠んだ漢詩が多くあります。なかでも李白の「将進酒」は酒飲みには嬉しい詩です。

人生得意須尽歡 人生意を得れば すべからく歓を尽くすべし
古來聖賢皆寂寞 古来 聖賢は皆寂寞(せきばく)
惟有飮者留其名 惟(た)だ飮者のみ 其の名を留むる有り
呼兒將出換美酒 児を呼び将き出だして 美酒に換えしめ
與爾同銷萬古愁 なんじとともに銷(け)さん 万古の愁いを

かってに現代語訳にすれば、こんな感じになるか。

人生ってものはなぁ、楽しめるあいだに楽しむものなんだよ。
昔から賢者や聖人と云われた人もたくさんいたよ。
でもね、死んでしまえばおしまいさ。
ただ、大酒飲みだけがその名を残しているじゃあないか。
名馬や高価な衣装に値打ちなんぞがあるものか。使いの童に持って行かせて質草にし、旨い酒に換えてしまえ。
そうして諸君らとともに、生病老死も、この世の憂いも忘れ去ってしまおうではないか。

以下は、この2、3日で読んだ本です。改めて納得しています。

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