韓国:尹錫悦大統領を弾劾決議
韓国の政治が怒涛のような動きをしています。
2週間前の12月3日に、尹錫悦大統領が、突然非常戒厳令を宣言した時には、フェイクニュースかと一瞬思いました。
しかしその後の韓国国民や議員の動きが目を見張るような素早さです。国会前に多数の国民が集まり、独裁政権に進む動きを阻止しようと、民主主義を守ろうと奮闘しましたね。
昨日2回目の弾劾決議案が可決され、大統領の職務が停止されました。
これでとりあえずは尹錫悦大統領がクーデターを起こす恐れはなくなりました。
これらの動きを見ていて感じたのは、日本で同じような事態になった時にこうした集会やデモに国民が集まるのだろうか?との思い。
血の光州事件を経て勝ち取った民主主義だとの思いがあるから、韓国国民はあのような行動が取れたのでしょう。
返って日本では? NHK党の立花孝志らが都議選の選挙ポスター掲示板を商売にしたり、SNSのフェイクニュースで、二馬力選挙だの、目を疑うような禍々しい事態が起きているのが日本です。
中東の雲行きも怪しい。
来年1月からのトランプ大統領になった時の日本への影響も恐ろしい。
日本ではエンゲル係数が跳ね上がっている。そりゃそうですよ。八百屋に行ってもこれまでと同じものを買っても支払いが2倍になったと、女房がぼやいています。
なのに自公の政治家たちは、自分の懐を肥やすことしか眼中にない。
こめや野菜も今年は不作です。毎年この時期は妹から自分の畑で取れた黒豆を送ってくるのですが、今年はほとんど採れないとのこと。
カメムシが大発生して米も不足だそうです。
自衛隊の予算を倍増しようという動きがあり、そのために増税をするそうです。
国民の命と胃袋を守ってこその安全保障でしょうに。一体どちらを向いているのか。
こんなんでは再度原発事故が起きた途端に日本は崩壊ですね。
2015年9月の「強行採決反対・安倍政権退陣要求国会包囲大行動」には、このようにたくさんの人々が国会議事堂前に集まったこともあるのだから、いざとなれば、希望がないわけじゃないとも思う。