玄米は炎症を抑え、がんに効く

Web交流会のご案内


【日 時】2020年12月12日(土) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの集まりです
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】500円 (PayPal決済、郵便振替)
【定 員】100名
【内 容】
第一部 がん研有明病院 腫瘍精神科部長 清水研先生の講演
『もしも一年後、この世にいないとしたら ~4000人の患者家族と対話した精神科医の学び~』
第二部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。

参加申込受付中です。 詳しくはオフィシャルサイトで


スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

安西さんの「米国統合医療レポート」の紹介です。「全粒穀物で炎症レベルが低下」で、体内の炎症レベルを反映するCRP値と全粒穀物の摂取量との関係を調べたメリーランド州の研究者の調査結果です。

CRPの高い状態が慢性的に続くと、動脈硬化、心筋梗塞、がん、認知症などのさまざまな疾患リスクが高まることが分かっています。調査結果では、全粒穀物の摂取が多いほどCRPは低いことが分かりました。

「炎症」とは、生体が何らかの有害な刺激を受けた時に免疫応答が働く防御反応のことです。有害な刺激としては細菌やウイルスの感染、火傷や放射線による被ばく、酸・アルカリなどの薬物による化学的刺激、アレルギー反応などがあります。炎症が起こった時に生体が引き起こす反応(炎症反応)としては、局所の発赤・熱感・腫れ・むくみ・痛みがあります。こうした反応が緩やかに進行するものを慢性炎症といっています。

Img01
がんに効く生活』でも、がんが炎症反応を利用して増殖するメカニズムが説明されています。

更に、炎症という火を燃え立たせるかのように、腫瘍はまた別の危険な作用を引き起こす。その一帯の免疫細胞を”武装解除”させるのである。つまり、炎症性因子が生産過剰になることで、結果的に隣接する白血球が混乱をきたす。するとNK細胞をはじめとする白血球の活力が弱まり、目の前で増大していく腫瘍と闘おうとすらしなくなる。

腫瘍の原動力の大部分は、がん細胞がつくりだすこの悪循環の中に存在する。腫瘍は、免疫細胞に炎症をつくりだすように後押しすることで、自分の成長と周囲の組織の侵略に必要な燃料を体内に製造させるのである。腫瘍が成長すればするほど炎症が引き起こされ、自分の成長の栄養として供給される。

この仮説は最近の研究で追認された。がんが局部的な炎症反応を誘発すればするほど、腫瘍は侵攻性が強くなり、離れたところにまで広がっていく。リンパ腺に紛れ込んで転移の種をまくことが実証されたのである。

****

スコットランドのグラスゴー病院では、1990年代からがん研究者たちが、さまざまながんで苦しむ患者の血中の炎症マーカー(CRP値)を測定している。その結果、炎症レベルが最も低い患者はほかの患者に比べ、その後数年間生きられる確率が2倍高い、ということがわかった。

このようにがんの増大と炎症反応とは密接な関係があるようです。私たちは、腫瘍マーカーだけでなく、炎症マーカー(CRP値)にも関心を持つべきです。

日本において全粒穀物といえば玄米でしょう。『がんに効く生活』でも炎症を抑制する食物として、地中海料理・オリーブオイル・オメガ3脂肪酸とならんで、混合穀物を挙げています。

癌研ではCRP値の測定はしていませんが、2008年8月にうめざわクリニックで一度測定しています。(さすがです。梅澤先生。炎症反応もきちんとフォローしている)そのときの値は0.04mg/dlでした。0.30以下が正常とされていますから、私の体内炎症レベルは相当低いということです。2007年の退院時からすぐに玄米菜食に変えたことの効果なのかどうかはわかりませんが、相関関係はありそうです。

朝食と夕食は必ず無農薬栽培の玄米ご飯です。玄米150gが私の一食分。これに有機栽培のすりごまをたっぷりとかけています。あとはオリーブオイル(バージンオイル)をかけた生野菜と納豆、さらに豆腐の味噌汁。イワシか、ときどき鮭。がんに効く健康食です。


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 「がん緩和ケア最前線」坂井かをり著「がん緩和ケア最前線」坂井かをり著 今日は茨城県まで車で日帰り出張。帰りの車中で癌研からの電話を受けた。27日に入院が決まった。あいにく差額ベッド代の要らない部屋は確保できず、5000円/日の部屋になるという。 […]
  • 市民公開講座 動画配信市民公開講座 動画配信 6月に行われた「第17回日本臨床腫瘍学会学術集会における市民公開講座」の動画が、YouTubeに8月21日に公開されていますね。私も申し込んだのですが、ちょうどSmile […]
  • 膵癌の術後10年目の検査結果-完治膵癌の術後10年目の検査結果-完治 膵がん患者を卒業しました がん研での血液検査、造影CT検査の結果です。 結論は「異常なし」で、膵癌患者を「卒業」です。 先生 […]
  • 鎌田實:甲状腺検診、加速させよ鎌田實:甲状腺検診、加速させよ がんばらない医師:鎌田實先生の毎日新聞連載「さあこれからだ:49」です。たいへん重要で時期に適った指摘です。鎌田医師は、最初の甲状腺がんが見つかったときは『原発事故とは関係ない可 […]
  • 精神腫瘍学 保坂隆先生の講演精神腫瘍学 保坂隆先生の講演 この精神腫瘍学というのは、がんと心の関係、がんが患者や家族の精神にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問であると同時に、心の在り様ががんにどのような影響を与えるのかと […]
  • 新型インフルエンザワクチン新型インフルエンザワクチン 土日は箱根で一泊の同窓会。高校時代の吹奏楽部で関東周辺に住んでいる方たちだけの集まりで、9名が集まった。 […]
  • 彼岸花の命は短い-道元の死生観彼岸花の命は短い-道元の死生観 2007年に膵臓がんの手術後、快気祝いにと伊豆の修善寺に一泊で旅行しました。奮発して老舗の新井旅館に泊まったのですが、近くの散策路で一輪の彼岸花が大木の幹に咲いているのを見つけた […]
  • 膵臓がんで19年、長期生存者の特徴膵臓がんで19年、長期生存者の特徴 Google […]
LINEで送る
Pocket

玄米は炎症を抑え、がんに効く” に対して1件のコメントがあります。

  1. のんの より:

    このブログで知識を得て栄養管理を科学しなければと思い三重大学の三木教授にコンタクトを取り教えをいただきました。アルブミンとCRPをチェックし低栄養にならないように注意するようアドバイスをいただきました。主人は胃を半分切除しているので一度に沢山食べられず、栄養管理に一番神経を使っています。EAPのプロシュアは
    甘すぎて続けられないのでお薬として処方してもらいました。CRPは風邪を引いてもあがるので時々びっくりするような数値になったりしますが、今は数値は低く安定しています。
    ALPの数値も大切ですね。転移を特定する肝臓骨小腸の問題点を探る指数ですがアイソザイムはお願いしないと測定していただけません。
    DRを勿論信頼していますが、地方にいてもうここではしてあげる事はありませんといわれた時の恐怖心をこのブログを読ん
    でいたお陰で冷静に(?)クリアー出来、諦めずに可能性を求め現在も元気に過ごせているのだと感謝しています。
    血液検査もDR任せにせずし説明を聞き、早めの対処をお願いしています。いずれにしても全てが賭けのようなものですから
    自己責任を取る覚悟でオーダーメイドの治療をお願いしています。結構うるさい患者と家族ですが、かけがえの無い大切な
    人を何とかして生存させたいという気持をご理解下さって、最善を尽くしましょうと言っていただいています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です