「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


5/19『膵臓がん患者と家族の集い』

【日 時】2024年5月19日(日) 14:00~16:00(開場:13:45)
【会 場】大田区産業プラザPiO 6階D会議室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】
   第1部 ミニレクチャー:HIFU(強力集束超音波治療法)の治験とは」オンコロ:金川潤也さま他
   第2部 患者・家族の交流会
申込締切は5月16日(木)19:00です。

詳しくはオフィシャルサイトで

あの世へのベルトコンベアは、エビデンスで掃き清められている

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日経の記事『がん標準治療 実施72% 国立がんセンター調査、前年上回る

なんだか、意味不明な調査だなぁ。

「体調や年齢などの関係で実施しなかった例を除くと、6つの標準治療の実施率は9割を超えた」と書かれているのだから、問題ないのではないか。

1割がガイドラインを遵守していないことを問題にしているとしたら、標準治療をはき違えているのは国立がんセンターの方ではないだろうか。ガイドラインは参考にすべきものであって、これが100%実施されているとしたら、返って逸脱だろう。

朝日新聞の記事『がん拠点5病院で研究外の免疫療法 厚労省調査

診療連携拠点病院5カ所で、有効性が認められていない「がん免疫療法」を臨床研究以外の枠組みで実施していたことが29日、厚生労働省の調査でわかった。治療費が全額患者負担となる治療が、標準治療の提供が求められている拠点病院で確認された。厚労省は今後、科学的根拠が確立していない免疫療法は原則、臨床研究で実施するよう求めていく方針だ。

これもそうだ。標準治療以外は認めない。臨床研究としてやれというお達し。

中村祐輔氏がブログで書いているが、

がん対策基本法の成立に尽力された議員の遺族が、「標準法をして、それが終われば、ベルトコンベアに乗せてポスピスに送る。議員はそうなることを最後まで心配していました。」と涙ぐんだ目で私に言われた

確かに「標準治療は最高の治療です」と考えている人たちにとっては、ベルトコンベアに乗せるのが仕事らしい。

患者の「私も治療に参加したい。自分のことだから」という想いは、「エビデンスのない治療は人体実験です」という、一見正当らしく見える意見によって無視される。

あの世へのベルトコンベアは、エビデンスで掃き清められている。


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あの世へのベルトコンベアは、エビデンスで掃き清められている” に対して1件のコメントがあります。

  1. ハマリョウ より:

    全く、がんセンター、多分中央、何を考えているのでしょうかね。
    がん情報センター長が、理事長の意向を受けてやっているのか、
    独自にやっているのか?ですね。
    でも、中央病院の先生には困っている人も多くいるようです。
    昔は、国立がんセンターで修業を積む医師が多かったのですが、
    今はどうなっているのでしょうか?
    その辺、調べて貰えませんか?

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