サイモントン療法でがんを治す

サイモントン療法とは

サイモントン療法は、イメージ療法の一つと言われています。サイモントン療法協会のサイトには次のように紹介されています。

サイモントン療法は、米国の放射線腫瘍医で心理社会腫瘍医であるカール・サイモントン博士 ( O. CARL SIMONTON, M.D.)により開発された、がん患者さんとご家族(または支援者) のための心理療法です。 近年では、がんのみならず、ストレスに起因するさまざまな病気に対してサイモントンのプログラムが提供されています。

米国にて、学会認定の放射線腫瘍医として、がん治療の第一線で活躍していたサイモントン博士は、臨床で患者さんの治療を重ねるにつれ、診断と治療が同じでも、成果が出て健康を取り戻す患者さんと、全く成果が出ずに死を迎える患者さんとに分かれるという矛盾に直面します。
ここで、患者さんの精神・心理状態、またそれにともなう生きる姿勢が、病気や治癒の過程に影響を与えることを認識します。希望をもって治療や日常生活に取り組む患者さんと、絶望感に苛まれながらそうする患者さんとのあいだに、大きな回復の差を見たのです。その後、がんと心の関係に関する研究を行い、そのことを実証しました。
NPO法人 サイモントン療法協会のホームページより)

サイモントン療法は当初、「がんのイメージ療法」でその名が知られるようになりましたが、イメージ療法はプログラムの一部であり、多角的・包括的、かつ体系的に健康へのアプローチがなされています。また、より洗練されたプログラムの拡充を図るべく、日々改良が重ね続けられています。

サイモントン療法は、1960年代のアメリカで、放射線腫瘍医のカール・サイモントン博士によって生み出されたものです。現在のサイコオンコロジーの基礎のひとつにもなっています。

患者さんの心の状態が治癒の過程に与える影響を研究し、心へのアプローチが身体にどんな効果を表すかを調査したところ、身体的治療だけを受ける場合よりも、病状がゆるやかになることが明らかになりました。それまで身体的な治癒にばかり向けられていたがん治療は、大きく変化するようになったのです。

自分で始めるサイモントン療法

サイモントン療法とは、アメリカの精神腫瘍学の権威である、カール・サイモントン博士が開発したプログラムで、がん患者さんとそれを支える人たちの癒しがテーマです。 近年、心や感情が身体に及ぼす影響は科学的に解明されていますが、この本の中では、患者が日々の治療で受けるストレスに対し、「ビリーフワーク」や「イメージ療法」などを用いて効果的に、そしてさまざまなアプローチで治療へと導きます。

サイモントン療法協会では、セミナーを開催していますが、自分で行うこともできます。

サイモントン療法――治癒に導くがんのイメージ療法(DO BOOKS)

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川畑 伸子
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この本に付属しているCDを使えば、簡単にサイモントン療法のイメージ療法を行うことができます。

CDの内容をスマートフォンや携帯音楽プレーヤーに保存し、毎日寝る前などの30分ほどをそのために使います。

サイモントン協会のサイトには、自分で実行するためのDVDやCDも販売されています。

付属のCDで足りなければ、これらの教材を手に入れることもお薦めです。


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