膵臓がん:14年経ちました

今日は私の14回目の癌記念日です。2007年のこの日にすい臓がんの告知を受けました。実際はもう少し複雑なのですが。

血糖値が急激に上がってきたので、超音波検査で膵臓だけを念入りにチェックしてもらいました。

検査技師の女性が廊下をすっ飛んでいきました。

診察室に呼ばれて、膵臓の主膵管が拡張していることを告げられます。医者は「良性のこともあるからあまり心配をしないで」何て言いましたが、こんな超音波画像を見せられて良性であるはずはありません。

それからはインターネットで膵臓がんに関する情報をかき集めましたが、今とは違って当時インターネット上でもすい臓がんに関する情報はほとんどありませんでした。

この時点でブログに記録を残すことも考えて開設したのが、今でも続いているこのブログです。

膵臓癌であることを覚悟しました。翌日は、町の医院なのに最新式の CT 装置を持っているという病院にいって造影 CT を撮ってもらいました。

その時の様子はこちらに書いてあります。

大学病院などで CT 検査を予約すれば、検査までに2週間、結果が出るまでにまた数週間かかります。「足の速い」と言われている膵臓癌ですから、ともかく急ぐ必要があります。

当時でも、膵臓癌は転移が早いし、増殖も早い。生存率は極端に低い。その程度の知識はありました。

CT 検査の結果を見てすぐにがん研有明に初診の予約を入れました。

がん研有明でももう一度念のために CT を取りましたが、ギリギリで手術が出来るだろうという妻は先生の見解です。それで、48時間後には手術日を決めたのでした。

アジサイの咲く頃になると、いつもこのころの緊迫した日々を思い出します。

膵臓がんかもと言われたら

情報を集めて行動を起こすことです。急がなければなりません。情報の量と時間が勝負です。迷ったら経験者膵臓がんの先輩に相談しましょう。


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膵臓がん:14年経ちました” に対して2件のコメントがあります。

  1. きゅんきゅん より:

    キノシタさん、これからも記録を更新し続けてくださいね♪ ご健康をお祈り申し上げます。

    1. キノシタ より:

      応援ありがとうございます。
      きゅんきゅんさんも、困難に立ち向かっている様子が伝わってまいります。
      私の方も応援していますよ。
      コロナ禍でリアルで会うことも難しいですが、その日が来ることを期待しています。

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