床屋で便意

正月も近いので、昨日は2ヶ月ぶりに床屋に行きました。

頭の半分以上は髪の毛がないのに、床屋代ってサービスしてくれないのですかね。もっとも、床屋の親父に言わせれば、少ない髪の毛を見苦しくないように整えるのは結構気を遣うんだよとと言います。

椅子に座ってシャンプーをしていると、下痢の前触れ、便意を催してきました。

膵臓癌の術後の後遺症で、食後急激に便意を催すことがあります。便意というよりは下痢症状ですね。

術後の後遺症としての神経性下痢です。手術の時に再発リスクを少なくするために大きな血管に巻きついている神経を剥ぎ取っています。そのために神経性下痢が起きるのですが、術後はそれはひどいものでした。

食事をして5分、10分後にはもうトイレに駆け込んでいました。電車で移動中にも急に下痢になって、途中の駅で電車を降りてホームにあるトイレに駆け込んだこともあります。

主治医からは一生続くとは言われているのですが、徐々に緩和してきています。それでも脂っこいものを食べた後や牛乳などの後はてきめんに襲ってきます。

アヘンチンキを処方されているので、この食べ物は危ないなと思う時には食前にアヘンチンキを服用していますが、それでも下痢が完全に治ることはありません。

今日の床屋はどうしたかと言うと、床屋のオヤジに「髭剃りは今日はいいから」ということで勘弁してもらいました。急いで帰宅してトイレへ直行、危うくセーフです。

あー、床屋代は600円値引きしてもらいました。(次回もこの手で行こうか? (^_^;))

以前は術後に神経郭清をしていたのですが、血管の周りの神経を郭清してもしなくても、膵臓癌の術後の予後には影響がないというエビデンスが出たので、何年か前からはこういった処置はしていません。

がん治療も日々進歩していますね。


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