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「がんゲノム医療」が「先進医療」に

「がんゲノム医療」が先進医療として行われることが、厚生労働省の専門家会議で決定されたと報じられています。

がん患者の遺伝子を調べて最適な薬を選ぶことができるとされるがんゲノム医療ですが、これまではもう治療法がなくなった、あるいはなくなったと思われると医師が判断した場合しか適用されませんでした。

ゲノム検査が適用されても使える薬がほとんどないという状況には変わりがないのですが。

本来はがんの初期から行うべき治療、検査であると思いますが、これまではもう打つ手がなくなるまでアクセスできませんでした。その意味では一歩前進かもしれません。

しかしあまりにも規模が小さすぎますね。先進医療が行えるのは国立がん研究センター中央病院だけ。

対象は非小細胞肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん、胆道がんの患者で合計200人だけ。規模が小さすぎます。

しかも検査費用の56万円は患者の自己負担になります。

1年間で患者を集めて2年間で結果を出すということですから、最終結果は3年後になるわけですね。

制度を導入した初期からボタンを掛け違えているのじゃないですか。


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