『膵臓がんの集い』ハイブリッド開催、盛況でした。

昨日の『膵臓がん患者と家族の集い』は、Zoomでのリモート参加が36名(複数の接続をされた方もいる)、開場への参加が21名でおおいに盛り上がりました。
会場でのリアルの参加と、Zoom を使ったリモート開催のハイブリッド開催を試験的に行ってみました。
プロジェクターとスピーカー、パソコンの接続がまずかったのか、ハウリングが発生して四苦八苦。
施設管理者の援助を得てケーブルの接続を何度かやり直しましたが、正常になった時には開催時刻を30分も超過していました。
しかし、その後は順調でした。
和田さんの講演は『ステージⅣの膵臓がんで治療4年目を迎えて』でした。
治療の経過や副作用対策、補完代替医療に対する考え方など、要領よく論理的に説明されたのが印象的でした。
講演内容は後日このブログにアップしたいと思います。
その後は患者と家族の情報交換交流会です。Zoomでリモート参加されている方から会場の方への質問や、あるいはその逆の形、ハイブリッド開催ならではの面白い試みでした。
何といっても、コロナ禍前の、あの大森の会場での、騒然とした熱気のこもった交流の雰囲気が蘇ってきたことが本当に嬉しかったです。
参加者には N95マスクを配布して飛沫による感染を極力防止するようにしました。
また CO2濃度測定器を演台の脇に置いて監視をし、1000ppm を超えないように、窓を大きく開けて換気をしました。
CO2濃度測定器は600ppm 台で安定していました。
この程度であれば換気も十分にされており、COVID-19の特徴であるエアロゾル感染のリスクはほぼ無視できる程度だと思われます。

いくつか反省点や改良すべきこともあります。
ひとつには赤字になったこと。参加費だけでは会場費と備品使用料に足りませんでした。次回の開催はこの点を考慮する必要がありますね。
閉会後はスタッフ一同で、2年ぶりの遅れた新年会を開催しました。
次回開催の予告
4月24日(日)14:00(13:45開場)~17:00
場所は今回と同じPiOのD会議室で、Zoomとのハイブリッド開催です。
詳細は後日発表します。
