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パープルストライド 2017 (ガイドラインでは膵臓がんは治らない話)

日比谷公園も幾らかは紅葉していました。まもなく本格的な紅葉が始まります。 トランプの来日で厳戒の警備体制で、どこもたくさんの警官がいます。晴天で少し風があるが暖かい絶好の行楽日和でした。 毎年恒例のパンキャン主催のパープルストライドですが、あいかわらず膵臓がん患者は少なくて寂しいくらいです。でも今年 ...
/ 膵臓がんの知識・情報

シュレベールの箴言(7)

通常の医療を受けながら、それと並行して合理的になし得る多くのことが存在する。それらは症状の改善、治療の効果、副作用の緩和、寛解期間の延長、そして再発リスクの減少に貢献しているのである。 シュレベールが言う”アンチキャンサー方式”(『がんに効く生活』の原題が「アンチキャンサー」である)を行うことによっ ...
/ お薦めの本, 補完代替医療

今日の一冊(84)『末期がんでも元気に生きる』

実はまだ読んでもいない本(本来は既読の本しか紹介しない)ですが、気になる本です。 帯には「これほど元気な末期の膵臓がん患者を、私は見たことがない」と書かれており、国立がん研究センター名誉院長の垣添忠生氏が推薦しています。 内容(「BOOK」データベースより) 経済学者が、ステージ4bの膵臓がんと言わ ...

シュレベールの箴言(6)

免疫細胞は、客観的に見て、より”生きる価値”があるように見える人生を送っている人間の体内では、それだけ活発に動くかのように見える。 がん細胞に対して活発な免疫システムを持っている人は、白血球が活発でない人に比べ、何種類ものがんから守られているように見え、がんが転移して体に広がっていくおそれも少ない。 ...
/ お薦めの本

死んだときのためのパスワード管理

ネットショッピングや銀行のサイト、すべてIDとパスワードが必要です。 パスワードを設定しているサイトを数えたら100ほどあった。予想外である。 私が突然死したらやばいよね パスワードの管理は面倒だからと、同じパスワードを使い回ししている方も多いが、これはやめた方が良い。超危険だ。 かといって、全て違 ...

シュレベールの箴言(5)

大事なものの追求を先延ばしにしてしまっては、結局、大事なものを一度もきちんと手にすることがないまま、人生は指のあいだをすり抜けていってしまう。 資格を取って、良い仕事に就き、成績を上げて昇進し、家を建て、子どもを育て、ローンを払って・・・老後を安泰に暮らす。 こんなことを考えて、今日を明日の準備のた ...
/ お薦めの本, 補完代替医療

シュレベールの箴言(4)

病気に対する正しい知識を持ち、体と心をケアし、健康増進に必要な情報を与えられている人々は、がんと闘うため、体の重要な機能を作用させることができる。 誰もが奇跡的な回復の話を耳にしたことがある。余命数ヶ月と宣告されたにもかかわらず、数年間、場合によっては数十年間も生きた人の話だ。(シュレベール自身も2 ...

シュレベールの箴言(3)

統計は情報に過ぎず、けっして宣告ではない。 進化論の専門家で「第二のダーウィン」と呼ばれたスティーブン・ジェイ・グールドは、40歳で腹膜中皮腫と診断された。中皮腫は不治の病とされており、生存期間中央値は8ヵ月である。 彼は論文をくまなく読みあさり、中皮腫の生存率曲線を見つける。グールドは、 余命の中 ...
/ お薦めの本, 補完代替医療

今日の一冊(83)『がん治療革命の衝撃』

昨年11月の放送されて大きな反響をよんだNHKスペシャル「“がん治療革命”が始まった ~プレシジョン・メディシンの衝撃~」の内容に、2017年7月現在での最新情報を付け加えて出版されたものです。 がん治療は、これまでの臓器ごとに抗がん剤を開発し、臨床試験をしてエビデンスを確立して治療する、そうした流 ...
/ お薦めの本, がん一般

シュレベールの箴言(2)

がんを治すことができる代替治療法はひとつもない。しかし、私たちの体がもっているがんに対する自然の防衛力を無視するのもまた、ナンセンスである。 がんの芽を摘むことができるはずの潜在能力を否定するような神話も蔓延している。例えば、がんは遺伝子の病気であり、いちど成長した腫瘍はどんどん大きくなり、自然に、 ...
/ お薦めの本, 補完代替医療

注目記事

がん患者さんの障害年金請求のための診断書作成ガイドブック

がん患者も障害年金を受け取ることができるって知っていましたか? がんになって手術や抗がん剤治療が必要になり、入院や通院をするために休職をしたり退職をするがん患者さんがおります。 当然収入が少なくなるので、生活や治療費に支障をきたす場合があります。このような場合に頼りになるのが障害年金です。 ところが ...
/ 医療

定位放射線療法(SBRT)と増感剤の併用は膵臓がんの治療成績を改善

SBRT Radiation Therapy - San Antonio, TX テキサス大学MDアンダーソンがんセンターおよびモフィットがんセンターによる第1b/2相試験で、局所進行膵臓がんに対して、定位放射線(SBRT)と増感剤の併用で、無増悪生存期間(PFS)と全奏効率(ORR)が大きく改善す ...
/ 膵臓がんの知識・情報

膵臓がんにも光免疫療法:第1相試験開始

オンコロに紹介された情報です。 楽天メディカル株式会社は8月3日、同社が創薬した抗CD25抗体-色素複合体である「RM-1995」と、波長690nmのレーザ光照射のための機器を用いたアルミノックス治療(光免疫療法)について、「肝転移を有する進行または再発固形がん」に対する第1相臨床試験(RM-199 ...

膵臓がんの重粒子線治療

4月から局所進行膵癌の粒子線治療が保険適用に 1月8日付の記事でも紹介しましたが、この4月から膵臓癌に対する粒子線治療(陽子線治療と重粒子線治療)が保険適用となります。 これまでは先進医療として粒子線治療を受けることもできましたが、患者の自己負担金が300万円ほど必要でした。そのために治療を諦めざる ...

佐藤典宏先生の講演動画:限定公開

先日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会における佐藤典宏先生の講演動画を限定公開いたします。 先日の Web 交流会も、患者と家族の皆さんの熱い思いがひしひしと伝わってくるような集いでした。初めての方が半分以上で、最初はしゃべっていただけるだろうかと心配もしましたが、皆さん積極的にどんどん発言 ...
/ 膵臓がんの知識・情報

どうすれば膵臓がんが治るのか? 佐藤典宏先生の講演動画

佐藤典宏先生の講演「膵臓がんの標準治療と代替医療ー外科医の立場から」 9月21日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会は盛況のうちに終わりました。3時間半にわたる交流会でしたが、ご講演の佐藤典宏先生、参加者の皆様、お疲れさまでした。 佐藤先生の講演の特徴は、膵臓がんでは標準治療と代替医療をうまく ...

比較:免疫細胞療法クリニック

あちこちで免疫細胞療法が話題になっていますね。きっかけはITmediaビジネスのこの記事です。 ここでは記事の中身にはあまり触れませんが、ITmediaビジネスはソフトバンクの子会社です。代表取締役社長兼CEOは、孫正義社長の戦略秘書、社長室長を務めた大槻利樹氏。 確かに、「免疫療法」をうたって、科 ...

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