歩く瞑想

スポンサーリンク
【日 時】2020年1月18日(土) 13:30~17:00(開場・受付:13:20ごろ)
【場 所】京急本線 京急蒲田駅東口から徒歩3分、JR蒲田東口から徒歩13分 大田区産業プラザ3階 特別会議室
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】1,000円(会場使用料及び資料代)
【定 員】 80名
【内 容】
●講演:押川勝太郎先生「がん治療の心得は登山と同じと知ってましたか?~トラブルを織り込んだ先読み能力が寿命を伸ばす~」
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

オフィシャルサイトはこちら
申込み受付を始めました。
LINEで送る
Pocket

最終更新日


鎌倉・報国寺の竹林と枯山水の庭


私の朝食には二つのパターンがある。ローソンのふすまパン、豆乳、サラダ、目玉焼きまたはゆで卵。もうひとつは、玄米、焼き魚、煮た野菜、味噌汁。これを一日おきに取り替えて摂っている。サラダにはオリーブオイルをたっぷりかけて、目玉焼きもオリーブオイルで焼く。術後は玄米魚菜食が食事の柱だったのだが、血糖値が上がってきたために、ご飯類は制限してきた。しかし、糖質制限のおかげで空腹時血糖値も120前後と安定してきたので、部分的に玄米を再開している。といっても1回80gをキッチリと測って、お茶碗の半分くらいである。

昼食は外食が多いので蕎麦、牛丼ライト、若鳥のグリル焼き(ご飯抜き)などで、時にはふすまパンを持参して豆乳、サラダをセブンイレブンで買う。夜は家族に合わせざるを得ないので、私はご飯抜きのおかずだけ(もちろん焼酎は忘れない)という付き合いになる。

がんや血糖値を心配するだけの食事ではつまらないから、時には羽目を外すことを自分に許している。昨日はおやつにモンブランとシュークリームを美味しくいただいた。ま、たまには良い。

食事やサプリメントに悩むよりも、がん患者はまずは運動だ、というのが私の持論であり、この6年間実行してきたことだ。今日はMerrillを3台バックに入れて鎌倉に行ってきた。この連休は出かける機会も少なかったので、運動不足解消と、もちろん写真撮影が目的。GWの渋滞を考えたら遠くに出かける気にはならない。渋滞の中で便意をもよおしたらと思うとゾッとする。いつも紙おむつは用意していくのだが、万一が起きれば尻が落ち着かないだろう。

鎌倉は車で行くところではない。鶴岡八幡宮前はいつもにまして渋滞していたし、駐車場はどこも空いていなかった。私は横須賀線で鎌倉駅に行き、駅前で(吉備路のサイクリングで懲りたので)電動アシスト自転車を借りた。鎌倉の狭い道路での渋滞を尻目に、まずは竹の寺報国寺と浄明寺へ。トップの写真は報国寺でのものです。

古刹の境内を歩きながら、呼吸に意識を向け、歩く瞑想(歩行瞑想法)をやってみる。カバットジンの『マインドフルネスストレス低減法』にも紹介されているが、瞑想には、免疫系を刺激して抗体反応を良くする働き、脳を活性化してポジティブな変化を起こさせ、抗体産生が増加するという働きがあると言われている。座禅をしなければ瞑想ではないという誤解がある。カバットジンは、毎日の生活の中で注意を集中するためには、歩行瞑想法が手軽で最適な方法だと書いている。歩きながら歩くことに専念し、自分が”今、歩いている”ということを意識するのだ。呼吸も大事だ。歩きながら、息を吸うときと吐くときの、間の瞬間を”意識する”。

君あり、故に我あり (講談社学術文庫)
サティシュ・クマールは『君あり、故に我あり』で彼の母のことを書いている。ジャイナ教の敬虔な信者であったクマールの母は、教育を受けなかったので自分の名前を書けない人だったが、高い教養を持っていた。

母にとって歩くことは物理的な運動以上のものであり、瞑想だった。大地に触れること、土と結びつくこと、一歩一?を意識し、心を配ってあることは、思索の最高の助けとなった。

「息を吸うときと吐くときの間の瞬間に気を向けなさい。息を吸ってもなく吐いてもいない一瞬を見つめるのよ。その瞬間を引き延ばそうとしたり、息を止めたりする必要はないわ。ただ見つめるのよ。」

足が土に触れることに”気付く”、吸う息とは区域の間に”気付く”ことだという。しかし、両方を同時にはできないではないか、という問には「息をすることも歩くことも”考えなければ良い」と答えている。

呼吸に気付けば、同じ空気を吸っているあらゆる生命の存在に気付く。世界とつながっている。私はファインダーの中に、太陽と土に育まれて育つ樹木や、姿は見えないが初夏を喜んでいるうぐいすの鳴き声に”気付く”。こうして私も生かされている存在であり、ここに存在するのは”ただ今”の瞬間だけだということに気付くのである。


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 膵臓がん患者の血糖値管理膵臓がん患者の血糖値管理 「京急・空港線 最後の日」 DP2 Merrill F6.3 1/250 ISO200 […]
  • 小椋佳と道元小椋佳と道元 昨日の東京新聞に興味を惹く二つの記事があった。ひとつは、小椋佳が、今年から来年にかけて「人生最後のアルバム」を出し、「生前葬コンサート」を予定しているというもの。 『辞世の心構え […]
  • がんと食事(5)がんと食事(5) 帰省していたので、ブログもしばらく間が空きました。続きにけりを付けなくては。 写真は室戸岬・坂本海岸のハイビスカス・ロードです。今年は9月末だというのに、まだ南国らしい暑さ […]
  • 退院しました。退院しました。 仁淀川:浅尾の沈下橋。仁淀ブルーが美しい。 本日、10日目で退院となりました。やれやれです。病名は「癒着性イレウス」(要するに”糞詰まり”)、2年前の11月と同 […]
  • 膵臓がん患者と糖質制限食膵臓がん患者と糖質制限食 手術後の食事について、がん研の主治医の先生から言われたのは、肉類は摂りすぎないように、お酒はほどほどなら良いが蒸留酒(焼酎・ウィスキー)の方がベター、とだけでした。さらに「糖 […]
  • がんと霊(スピリット)、奇跡的治癒 確か長尾先生の『抗がん剤 […]
  • 肥満とがん&糖質制限食 糖質制限食とカロリー制限食のディベートが、来年1月15日の第15回日本病態栄養学会年次学術集会(国立京都国際会館)で行われるそうです。ディベートでの糖質制限食派の演者は江部康二先 […]
  • 心と癌と量子力学の関係(6)心と癌と量子力学の関係(6) 前回、「いま切実にがんの治癒を願っている患者は、がんを複雑系と考える立場をどのように自分の治癒へとつなげばよいのでしょうか」と書いて宿題にしてありました。私の答えは次のようになり […]
LINEで送る
Pocket

歩く瞑想” に対して1件のコメントがあります。

  1. ガロ より:

    大腸癌サバイバーです。
    膵臓癌とは比べものにはなりませんが、お気持ちは健常者に比べ理解しているつもりです。気持ちに負けないでください。遠くからお祈りしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です