2010年9月25日 / 最終更新日時 : 2019年6月30日 キノシタ お薦めの本 大阪府立成人病センターの50年 ミューザ川崎シンフォニーホールでの「がん患者支援チャリティセミナー&コンサート」に行ってきました。正直、セミナーの内容もいまいち。日本フィルの演奏はまあまあでしたが、最初の曲ビバルディの四季より春の第一楽章が終わったら拍 […]
2010年9月6日 / 最終更新日時 : 2018年3月24日 キノシタ お薦めの本 プラシーボ効果は医学にパラダイムシフトを起こすか? 猛烈に暑いですね。窓を開けて寝ていても暑さで明け方には目が覚めてしまいます。ホメオパシー論争がマスコミでもネットでも盛んだし、それにアグネス・チャンの霊芝だとかパワーストーンが薬事法違反だとかの話題でも暑さに一層拍車がか […]
2010年8月19日 / 最終更新日時 : 2018年2月28日 キノシタ お薦めの本 ホメオパシーとアンドルー・ワイル 朝日新聞でホメオパシー関連の記事やブログが連続しています。このブログでも話題になる前からホメオパシーへの批判を書いてきたのですが、実際これほどまでに世間に広まっているとは思っていませんでした。がん患者のなかでもレメディー […]
2010年8月8日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ お薦めの本 『哲学者とオオカミ』がん患者&生&死 (2) ブレニンは脾臓がんが転移して死んだ。フランスでブレニンと過ごした最後の一年は変化に乏しい毎日であったが故に、宝物のような時間だった。「ブレニンは死ぬことで何を失ったのか」という疑問にローランズは立ち向かう。 ギリシャの哲 […]
2010年8月1日 / 最終更新日時 : 2010年8月1日 キノシタ お薦めの本 『哲学者とオオカミ』がん患者&生&死 私たちの中には「サル」がいる。「サル」とは、世界は自分に役立つかどうかの尺度で測る傾向の具現化である。「サル」にとって生きるとは、世界をコスト・利益分析によって評価し、自分の生活、愛、そして死までも定量化し、計算できると […]
2010年7月25日 / 最終更新日時 : 2021年6月28日 キノシタ お薦めの本 ホメオパシーを賞賛しなければよい本なんだが・・・ 連日の猛暑日だそうです。今日は昨日までよりは少しは過ごしやすい気がします。さすがにこの厚さではバックパックを背負って30分以上の散歩をする気にはなりません。膵臓がんで助かって熱中症で倒れたのでは笑いものですから。しばらく […]
2010年7月1日 / 最終更新日時 : 2010年7月1日 キノシタ お薦めの本 プラシーボ効果を利用する 「ストレスが少ない乳がん患者は、死亡や再発のリスクが低い」という研究結果が明らかになった。同じ研究チームの以前の研究では、乳がん患者への介入プログラムの有無で生存率に差があるということだった。この研究はいろいろな書籍でも […]
2010年6月21日 / 最終更新日時 : 2022年3月28日 キノシタ お薦めの本 プラシーボ効果 今日の夕焼け:あした天気になぁ~れ 3年目にたくさんの方から励ましのコメントをいただき、びっくりしています。このブログはあまりコメントを期待しないで、私が好きなことを書いているというスタイルなのです。しかし、同病の方に少 […]
2010年5月17日 / 最終更新日時 : 2018年3月21日 キノシタ お薦めの本 『がんと一緒に働こう』 CSRプロジェクト編纂の『がんと一緒に働こう!―必携CSRハンドブック 』が出版された。櫻井なおみさん他がんサバイバーの方が協力して編纂したもの。 がんになったとたんに命の心配をしなければならなくなる。それに加えて、仕事 […]
2010年5月10日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 キノシタ お薦めの本 帯津良一のホメオパシーを批判する 書店に五木寛之と帯津良一の『健康問答』が平積みになっていた。「健康問答―平成の養生訓 」と「養生問答―平成の養生訓 」だが、文庫本になる元は同じ平凡社から2007年に出版された『健康問答』と『健康問答2』である。 ざっと […]
2010年4月25日 / 最終更新日時 : 2018年4月9日 キノシタ お薦めの本 ある闘病記「かわもと文庫」 つねづね私は闘病記は読まないと言っている。がんの闘病記はその多くがハッピーエンドに終わらない。最もハッピーエンドで終わるようながんなら闘病記を書こうかという患者はいないに違いないから、必然的に闘病記の主人公がお亡くなりに […]
2010年4月17日 / 最終更新日時 : 2010年4月17日 キノシタ お薦めの本 土屋医師の本音 明日は三春の滝桜を観に行く予定だが、大雪。開花も遅れている様子。どうなることやら。 前国立がんセンター病院長の土屋了介医師が書いた本。 がん治療を受ける前に知っておきたい55のこと土屋 了介 奥仲 哲弥 国立がんセンター […]
2010年4月9日 / 最終更新日時 : 2022年3月28日 キノシタ 補完代替医療 野菜と果物によるがん予防効果は小さい? JNCI(Journal of the National Cancer Institute)に、ヨーロッパでの野菜と果物が全がんリスクを下げるかどうかの大規模試験の結果が載せられています。 こちらのブログで概要が紹介され […]
2010年1月8日 / 最終更新日時 : 2018年3月21日 キノシタ お薦めの本 余命一年 落語家になる 37歳の若さでステージⅣの十二指腸がん、膵臓がんになり、余命一年 未満と告げられた街道徳尾さんの本『余命一年 落語家になる~楽しいことはラクなこと~』があります。告知後は部屋に閉じこもっていた著者が、「一年でやりたいこと […]
2009年12月23日 / 最終更新日時 : 2018年2月16日 キノシタ お薦めの本 買って損した『癌では死なない』 二人に一人ががんになり、三人に一人ががんで死ぬ時代ですから、がんは珍しくもない病気です。医者の数は約29万人といわれていますから、半分の15万人ほどががんになっても不思議ではない。博士号を持っていない医者も希でしょうから […]
2009年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ お薦めの本 中島梓と良寛の死 中島梓(栗本薫)さんが5月に膵臓がんで亡くなっています。その最後の日記が『 転移』という本になり出版されています。 自分でも「記録魔」と言うくらいですから、しかも作家の本性でしょうか、毎日の食事のこと、演奏会のことや小説 […]