2017年10月25日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(5) 自然治癒力を高める方法はいくつかあるが、その切り札を全てそろえたからといって、あらかじめ勝負に勝つことが保証されているわけではないのです。
2017年10月24日 / 最終更新日時 : 2021年11月15日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(4) 病気に対する正しい知識を持ち、体と心をケアし、健康増進に必要な情報を与えられている人々は、がんと闘うため、体の重要な機能を作用させることができる。がんを治す自然のアプローチ法というのは存在しない。だが、避けようのない運命というものも存在しない。
2017年10月23日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(3) 統計は情報に過ぎず、けっして宣告ではない。 進化論の専門家で「第二のダーウィン」と呼ばれたスティーブン・ジェイ・グールドは、40歳で腹膜中皮腫と診断された。中皮腫は不治の病とされており、生存期間中央値は8ヵ月である。 彼 […]
2017年10月22日 / 最終更新日時 : 2022年8月5日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(83)『がん治療革命の衝撃』 確かにすばらしい治療法ですが、恩恵を受けることのできる患者は少ないでしょう。また、分子標的薬もいずれ耐性ができて効かなくなります。耐性ができるとは、腫瘍に別の遺伝子変異が現れてくるということです。それじゃあと、別の薬を使うためには、また遺伝子変異を調べなければならない。臓器を採取することは患者の負担になるから、血液から簡便に遺伝子変異を調べる「リキッドバイオプシー」が必要になり、開発されています。
2017年10月21日 / 最終更新日時 : 2021年11月9日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(2) がんを治すことができる代替治療法はひとつもない。しかし、私たちの体がもっているがんに対する自然の防衛力を無視するのもまた、ナンセンスである。 がんの芽を摘むことができるはずの潜在能力を否定するような神話も蔓延している。例 […]
2017年10月20日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(1) シュレベールの『がんに効く生活』から、名言・箴言などを集めて、シリーズで紹介します。 補完代替医療(統合医療)を考えるなら、『がんに効く生活』はぜひ読んでおきたい一冊です。 私たちは誰でも、体内にがん細胞の芽を持っている […]
2017年10月15日 / 最終更新日時 : 2020年2月11日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(82)『不老超寿』 高城剛氏は、この本の執筆中の2016年6月に膵臓がんが見つかったという。 ステージ -1の膵臓がん? 実際はマイクロRNA検査によって膵臓がんの兆候が見つかったということです。 マイクロRNA検査とは、現在国立がん研究セ […]
2017年10月11日 / 最終更新日時 : 2021年4月24日 キノシタ お薦めの記事 【代替療法】ニンジンジュースより緑茶を飲みなさい 済陽式ゲルソン療法、星野式ゲルソン療法でニンジンジュースが推奨されているためか、がん患者でこれらの野菜ジュースを大量に飲んでいる患者がいますね。身体が冷えないのでしょうか。足湯や温浴をしながら身体を冷やすとは、ちょっと的 […]
2017年10月2日 / 最終更新日時 : 2020年2月11日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(81)『大学病院の奈落』 群馬大学病院の腹腔鏡手術を巡る一連のスクープにより、2015年度新聞協会賞を受賞した読売新聞 高梨ゆき子記者の満身のレポートです。 私事ですが、膵臓がんの手術後の2010年でしたか、高梨ゆき子記者の取材を受け […]
2017年9月30日 / 最終更新日時 : 2020年2月11日 キノシタ お薦めの記事 がんのイメージ療法-サイモントン療法 がんのイメージ療法 最近はサボっていますが、膵臓がんの手術後から5年目頃までは朝晩2回、ときには昼食後もイメージ療法を行なっていました。サイモントン療法です。 サイモントン療法は、米国の放射線腫瘍医で心理社会腫瘍医である […]
2017年9月24日 / 最終更新日時 : 2020年2月24日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(80)『医療者が語る答えなき世界』 著者の磯野真穂氏は文化人類学者である。文化人類学と聞けば、アフリカの奥地の「未開の人々」の生活を研究する学問と受け取る向きが多いが、彼女のフィールドは医療現場である。 日常生活ではあり得ないような医療現場で […]
2017年9月17日 / 最終更新日時 : 2021年11月15日 キノシタ お薦めの記事 深層心理が免疫細胞のエピジェネティクスに変化をもたらす エピジェネティクスについてはずいぶんと書いてきました。(最後にリンクを貼ってあります) 「環境と遺伝子の間:あなたのエピジェネティクスは常に変化している」で、 スティーヴ・コール博士は、社会的に孤立し慢性的に強い孤独を抱 […]
2017年9月13日 / 最終更新日時 : 2018年7月29日 キノシタ お薦めの記事 がん患者は、被ばくを避けてCT検査を控えるべきか? 最近何人かの方から、腫瘍マーカーが上がってきたので心配で、CT検査を受けたいけど、CT検査をすればがんのリスクが増えのでは・・・という質問を受けました。 このブログの過去の記事を引用しながら、もう一度考えてみます。 近藤 […]
2017年9月13日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 食事と運動でがん患者の生存率は伸びる がん予防の食事は、がんができてしまった患者には効果がない、という医者もいますが、それは間違っています。 彼らが大好きなエビデンス(科学的な証拠)を使って反論してみます。 がんの術後抗がん剤治療と、食事と運動の影響を調べた […]
2017年9月9日 / 最終更新日時 : 2020年2月11日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(79)『がん光免疫療法の登場』 がん光免疫療法の解説本が出ました。がん光免疫療法は、こちらの記事「光免疫療法(近赤外線免疫療法)の動画」でも触れていまが、今後のがん治療に大きな期待の持てる技術です。 毎日新聞社の医療記事に多く関わってきた永山悦子氏に、 […]
2017年9月4日 / 最終更新日時 : 2018年7月29日 キノシタ お薦めの記事 なぜ患者は夢の治療法に惹かれるのか? パンキャン・ジャパン静岡支部の石森恵美さんのインタビュー記事がBuzzFeedに掲載されています。 「夢の治療法」「副作用なし」 怪しい免疫療法になぜ患者は惹かれるのか? 主治医の対応に不満 末期の膵臓がんを告知されたご […]