2017年12月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 キノシタ お薦めの記事 臨床試験の信頼度、エビデンス エビデンスの階層 がん治療において、EBMやエビデンスという言葉に出くわすことがあります。医療者は、これらの言葉を安易に使わないように気をつけていますが、インターネット上では頻繁に登場するので、知っておいた方が良いでしょ […]
2017年12月18日 / 最終更新日時 : 2018年9月22日 キノシタ お薦めの記事 光免疫療法:他の療法と併用すると増強することができる 小林久隆氏は、光免疫療法の関する論文を精力的に発表しています。その中から、気になるものを抜粋して紹介します。 近赤外光免疫療法およびデュオカルマイシン抗体コンジュゲートによる近赤外光放出を用いた分子標的化癌併用療法。 グ […]
2017年12月17日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 医療には唯一の正しい答えがあるのだろうか? 医療において、患者の意志決定はどのようにされているのか、治療において唯一の正しい答えはあるのだろうか。 治療をすべきかどうか、いくつもの治療法があり、それぞれにリスクとベネフィットがあるとき、患者はどのようにして選択して […]
2017年12月6日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 オリゴメタ説なら転移したがんも治療できる オリゴメタ説(小数転移説)とは 標準治療によるがん治療では、転移が1ヵ所でもあったら全身に無数に転移しているという〝全身転移説〟をとっている。『がん情報サービス』でも、この立場を取っています。 したがって肝臓や肺などに一 […]
2017年12月4日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(86)『最新放射線治療でがんに勝つ』 宇都宮に高精度放射線治療センター はっきり言って、宇都宮セントラルクリニックの宣伝本です。このクリニックは、放射線による画像診断を得意としてきたのですが、この冬にはサイバーナイフとトモセラピーを備えた「高精度放射線治療セ […]
2017年11月26日 / 最終更新日時 : 2021年11月15日 キノシタ お薦めの記事 インターバル速歩でがんを治す 以前の投稿『運動でがん細胞が消える』において、がんに効果があるとして紹介した「インターバル速歩」の行い方です。 インターバル速歩とは、早歩きとゆっくり歩きを交互に数分間ずつ行う運動です。速歩と歩行を繰り返し行い、速歩の分 […]
2017年11月22日 / 最終更新日時 : 2018年8月13日 キノシタ お薦めの記事 DWIBS(ドゥイブス)法とは?特殊なMRI 完治させるために抗がん剤を使う 岡田直美医師と善本考香さんの共著『このまま死んでる場合じゃない』では、癌治療の過程では頻繁な検査が不可欠だとして「少し特殊なMRIを受けていただきました」と書かれています。 「抗がん剤は延 […]
2017年11月8日 / 最終更新日時 : 2020年2月24日 キノシタ お薦めの記事 光免疫療法とは オバマ大統領が2012年の一般教書演説で言及した近赤外光線免疫療法(NIR-PIT)が話題になっています。 光(近赤外線)免疫療法とは アメリカ国立がん研究所(NCI)・国立衛生研究所(NIH)主任研究員の小林久隆氏の研 […]
2017年11月8日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(9) 副作用の少ない自然の解決策があれば、私たちは体のなかの炎症を抑えることができる。自然の解決策とは、炎症を促進する毒素を生活環境から排除すること、がんに対抗できる食物を摂取すること、感情のバランスに配慮すること、運動不足を […]
2017年11月6日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(85)『日米がん格差』 医療ビッグデータによる日米の医療比較 しばらく「積ん読」だったものをやっと読了することができました。 本書は米スタンフォード大学で医療政策部を設立し、医療ベンチマーク分析の第一人者として知られる医療経済学者・アキよしかわ […]
2017年10月30日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(7) どんなことが起ころうとも、自分の健康のあらゆる面を最大限大切にしようとすること道を選んだことを、わたしは幸せに思うだろう。 なにより大切にしなければならないのは、健康であり、精神のバランスであり、他者との関係であり、そして私たちの地球である。
2017年10月28日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(84)『末期がんでも元気に生きる』 実はまだ読んでもいない本(本来は既読の本しか紹介しない)ですが、気になる本です。 帯には「これほど元気な末期の膵臓がん患者を、私は見たことがない」と書かれており、国立がん研究センター名誉院長の垣添忠生氏が推薦しています。 […]
2017年10月28日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(6) 免疫細胞は、客観的に見て、より”生きる価値”があるように見える人生を送っている人間の体内では、それだけ活発に動くかのように見える。 がん細胞に対して活発な免疫システムを持っている人は、白血球が活発でない人に比べ、何種類も […]
2017年10月25日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(5) 自然治癒力を高める方法はいくつかあるが、その切り札を全てそろえたからといって、あらかじめ勝負に勝つことが保証されているわけではないのです。
2017年10月24日 / 最終更新日時 : 2021年11月15日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(4) 病気に対する正しい知識を持ち、体と心をケアし、健康増進に必要な情報を与えられている人々は、がんと闘うため、体の重要な機能を作用させることができる。がんを治す自然のアプローチ法というのは存在しない。だが、避けようのない運命というものも存在しない。
2017年10月23日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 シュレベールの箴言(3) 統計は情報に過ぎず、けっして宣告ではない。 進化論の専門家で「第二のダーウィン」と呼ばれたスティーブン・ジェイ・グールドは、40歳で腹膜中皮腫と診断された。中皮腫は不治の病とされており、生存期間中央値は8ヵ月である。 彼 […]