2017年7月3日 / 最終更新日時 : 2021年11月5日 キノシタ がん一般 免疫チェックポイント阻害剤で一部患者のがん悪化 免疫はなかなか思い通りにはいかないね。 免疫チェックポイント阻害剤で一部患者のがん悪化 免疫チェックポイント阻害剤は免疫系の働きを解き放つ強力な薬剤で、一部の進行がんの患者のがんを消滅させると期待されている。しかし、最近 […]
2017年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年2月24日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(75)『人生の終い方』 『終活』が盛んに話題になっているが、どういう人生の終わり方をするかは、人それぞれだろうが、突き詰めればこういうことだろう。 2016年5月に放映されたNHKスペシャル「人生の終い方」を書籍化したもの。 戦争体験を背負 […]
2017年6月30日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ がん一般 がん患者にもスクワット がん患者はうつになりやすい 先日の旧『すい臓がんカフェ』(現在は『膵臓がん患者と家族の集い』)での講演でもお話しさせていただいたが、がん患者はうつ病になりやすい。うつになると、予後も悪くなるのです。これは、心のありようと […]
2017年6月27日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ がん一般 小林麻央さんの訃報に接して考える 小林麻央さんの訃報には、多くの方が感想を述べています。彼女のブログの内容には私も感動させられることが多々ありました。ご冥福をお祈りいたします。 しかし、ニュースに接していて少なからず違和感を感じたことも事実です。 彼女だ […]
2017年6月15日 / 最終更新日時 : 2020年2月24日 キノシタ 退院から完治まで 膵癌の術後10年目の検査結果-完治 膵がん患者を卒業しました がん研での血液検査、造影CT検査の結果です。 結論は「異常なし」で、膵癌患者を「卒業」です。 先生 「もう卒業でいいでしょうが、どうしますか?」 私 「縁がなくなるのも寂しいし、年に1回血液検査 […]
2017年6月11日 / 最終更新日時 : 2020年2月24日 キノシタ 文化・芸術 モーツァルトを聴きながら 長田弘の詩集にこんな詩があった。 モーツァルトを聴きながら 住むと習慣は、おなじ言葉をもっている。 住む(inhabit)とは、 日々を過ごすこと。日々を過ごすとは 習慣(habit)を生きること。 目ざめて、窓を開ける […]
2017年6月6日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ がん一般 ハイパーサーミアは効果なし、ラジオ波焼却療法はがんの転移を促進する? UMSオンコロジーの、だいぶ前の植松医師のブログです。ハイパーサーミア・ラジオ波焼却を行っている膵臓がん患者も多いので共有します。 しかし、私には正しいのかどうか分かりません。が、実際に多くの経験した患者を診た医者の意見 […]
2017年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年11月7日 キノシタ 膵臓がんの知識・情報 川崎医科大 膵臓手術の新技法開発 難しい膵頭十二指腸切除術で、合併症を無くす画期的な手法を15年かけて考案。 山陽新聞 6月6日 川崎医科大の上野富雄教授(消化器外科学)が、難易度が高いとされる膵臓(すいぞう)の手術をより安全に行うための技法を開発し、同 […]
2017年5月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月10日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(73)『ここまできた重粒子線がん治療』 膵癌の腫瘍内部は低酸素状態になっているために、通常の放射線では効果が限定的です。しかし、重粒子線は拡大ブラッグピークという現象もあって、膵癌の腫瘍細胞を効果的に死滅されることができるのです。
2017年5月15日 / 最終更新日時 : 2018年6月4日 キノシタ がん一般 医者ががんになっても先輩患者の助言は役立つ 西村元一さんの5月12日付コラムがヨミドクターにありますが、こんなことを話しています。 「患者同士が交流する意義」 今回、自分自身が患者の立場となり、今まで医師として患者に説明してきたことや、自分が患者として説明しても […]
2017年5月13日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ 膵臓がんの知識・情報 膵がんの転移・浸潤に膵星細胞のオートファジーが関与 九州大学は5月9日、膵がん細胞の転移、浸潤に影響を与えている膵星細胞の活性化にオートファジーが関与している事を発見し、膵星細胞のオートファジーを抑制することが、新たな膵がん治療法となる可能性を見出したと発表した。 膵星細 […]
2017年5月12日 / 最終更新日時 : 2020年2月10日 キノシタ がん一般 奇跡のシェフ-がんと14年間共存 昨年このブログ「気になる本『奇跡のシェフ』」でも紹介した神尾哲男さんが亡くなったそうです。 2002年に前立腺がんの末期で余命ゼロを宣告されながらも、独自の食事療法でがんと14年間も共存をして活躍されていました。考案した […]
2017年5月8日 / 最終更新日時 : 2018年6月4日 キノシタ がん一般 セカンドオピニオン・アドバイザー がんと診断された患者が、自らの病状や治療方針について他の医師の意見を求める「セカンドオピニオン」へのニーズが高まっています。しかしながら、主治医を疑っていると思われたくないなど主治医への気遣い、いざ「セカンドオピニオン」 […]
2017年5月5日 / 最終更新日時 : 2020年2月10日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(72)『ダメな統計学:悲惨なほど完全なる手引書』 統計学と聞いて、スルーしようと思った方、少し待ってください。この本には一切数式は出てきません。統計学がいかに誤って用いられているか、医者がどれほど統計学を知らないか、そのために間違った治療法を選んでいるかなど、がん患者に […]
2017年5月1日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ 写真道楽 ひたち海浜公園のネモフィラ 昨日は5時出発で、ひたち海浜公園のネモフィラを見に行ってきた。 2014年4月13日に一度来ている。→「ひたち海浜公園の水仙とネモフィラ」 時間的にゆっくりと撮れた3年前の方が良いショットが多い。水仙も生き生きしていたし […]
2017年4月27日 / 最終更新日時 : 2018年6月4日 キノシタ がん一般 高齢のがん患者は早く死ねか? 毎日や読売が報じていますが、高齢がん患者には抗がん剤治療の効果が疑わしいから、調査をするとの方針だ。 確かにガイドラインやエビデンスの元となる臨床試験の対象者は、身体状況の良い70歳以下の患者が対象だから、高齢がん患者に […]