サイモントン療法とは?(8)
私たちの思考は四六時中、あらゆる方向に飛び回っています。いわゆる”モンキー・マインド”と呼ばれる状態なのです。一日中携帯電話にしがみつき、ゲームに熱中し、テレビドラマに時間を費やす。電子メール、電話、その他もろもろが、私たち自身の心の中の世界とのつながりを失わせています。檻の中を意味もなくただ動き回っている猿のように。
こうした”モンキー・マインド”から抜け出す最も重要で、しかし最もないがしろにされていることが、ジョン・カバット・ジンは次のように言います。
「毎日、一定時間一人になり、自分自身と対話することである」と。
それが自分自身に対する究極の愛の行為である。